今夜の猫たちです。
【紙ひこうきと麦ちゃん】
「ムギムギの作った紙ひこうき、どこまでも飛んでいくわ」
「すごいわ、もう100mを超えたんじゃないの?」
「このあいだ、テレビでよく飛ぶ紙ひこうきの折り方をやってたからその通りに作ったの」
小学生の頃、紙ひこうきが流行っていて、どこまで飛ぶか競い合っていたことがありました。
3人の後ろを飛んでいるのは、1969年に初飛行した超音速旅客機のコンコルドです。フランスとイギリスが共同開発した世界初の超音速旅客機です。
マッハ2(時速2100km)で高度20000mを飛ぶ画期的な航空機でしたが、超音速飛行時に発生する衝撃波は地上の建物のガラスを割るほどの大きさだったので陸の上空では超音速飛行ができなかったことや、大量の燃料を消費するため不経済であること、オゾン層に達するほどの高度を飛行するためオゾン層の破壊につながるという理由で、わずか十数機しか製造されませんでした。
2000年にコンコルドの機体の責によらない不幸な墜落事故が起こり、地上の住民をも巻き込み百十数名が亡くなり、その事故の影響で2003年にコンコルドはすべて退役しました。
紙ひこうきを見ると、その姿形からコンコルドを連想します。
「怪鳥」と呼ばれることもあったコンコルドですが、私は美しい飛行機のひとつだと思っています。
戦争の道具としても使われる飛行機ですが、元々は人が鳥のように空を飛べたらという長年の夢が詰まった乗り物です。
人の強い想いはいずれ実現するということを具現化したもののひとつです。
最近、日本で衝撃波をきわめて小さく抑えることができる超音速実験機の試験に成功しています。
また、水素ジェットエンジンが実用化されると、オゾン層破壊の問題もクリアされるので、コンコルドのような超音速旅客機が復活するかもしれません。
【人生は紙ひこうき】
夕方のNHK[にっぽん紀行]で、広島県にあるとよまつ紙ヒコーキ・タワーが紹介されていました。
高いところから遠くまで紙ひこうきを飛ばすためだけに作られたタワーです。
すぐに紙ひこうきが土に還るよう、専用の紙が用意されていて、思いっきり遠くまで紙ひこうきを飛ばすことができます(^-^)
紙ひこうきというと、AKB48の歌う[365日の紙飛行機]の歌詞が頭に浮かびます。
AKB48には興味はなかったのですが、この歌を聴くとやはり秋元 康さんはいい詞を書くなあとつくづく思いますし、AKB48もこの歌で広い年齢層に受け入れられるようになったと思います。
「その距離を競うより、どう飛んだか、どこを飛んだのか」のくだりは、生きてる上で大事なことをあらためて教えてくれるような気がします。
きなこ
今日も私にべったりのきな姉です。
銀ちゃん
銀ちゃんは
きなこに私の膝をゆずっています。
楓
カエちゃんは座椅子の上で丸くなっています。
びわ坊の床屋さん
「お客さん、ハンサムになるように、たっぷり整髪料を塗ってあげますねー」
「お、おう」
ぐら
「お客さん、とってもハンサムになりましたよー」
「えへへ、そうかい?」
びわ
「代金は1おく万円になりますー」
「えっ!?それは
おとんにツケといて」
「わかりましたー」
今日も夜更かし更新です(;^_^A