今夜の猫たちです。
【「きな工房」の3Dプリンタ】
きなこの家のガレージは、きな姉の研究用のスペースがあり、「きな工房」と名付けられて、
インチキ商売で売る商品や、たまにはまともなものも作ったりしています。
そこには3Dプリンタも置いてあります。
きな姉が3Dプリンタでフィギュアらしきものをプリントアウトしていたところ、
麦ちゃんが
えらい剣幕で飛び込んできました。
「きな姉!何を作ってるの!?」
「ひっ!!む・麦ちゃんにプレゼントしようと思って麦ちゃんのフィギュアを作ってたのよ
」
【Maker-Bot製の3Dプリンタ】
※3Dプリンタのモデルデータは3D Warehouseより、max氏の作品を使用しました。
「私へのプレゼントなら1体だけでいいじゃない。何で何体も作ってあるのよ」
「あ・あら?そんなことないわよ」
「
びわが押し入れのダンボールから引っ張り出してたわよ!!」
「(あのガキ!)」
「うちの高校の男子の名前が書いてある予約名簿なんてのもあったわよ!!」
3Dプリンタ大手のMaker-Bot(メーカーボット)製のReplicator(レプリケータ)5thという3Dプリンタです。
CTスキャナのように輪切りにした断面を、溶かしたプラスチックで描いて、それを次々と重ねて
立体を造形します。
実際にはこのようなモデルの場合はツインテールの部分にサポートと呼ばれる支え材を印刷
しないと出力できません。
「む…麦ちゃん。実は1体5000円で売るのよ。モデル料として麦ちゃんにも1割あげるわ」
「だったら、
童子ちゃんと
みどりちゃんのも作って売ろうよ。男子に人気あるのよ二人とも」
「(んまー、しっかりしてるわねー。この子も)」
きなこと
銀ちゃん一触即発
不機嫌そうなきなこが
銀ちゃんにケンカを売ったので、
銀ちゃんも売られたケンカを
買って「ウ~」と言っています。
「ダメダメ!仲良くしなさい」
と言ったので、ほんとのケンカにはならずにすみました(^▽^;)
銀ちゃん
「きなちゃんが悪いのよ!!」
銀ちゃんもちょっと不機嫌になってしまいました。
楓
「(とばっちりが来なくてよかったなり)」
ぐら
「ぼくは
きな姉に殴られたよ」
通りすがりにいたぐらが、
きな姉にウガウガされてしまいました(;´▽`A``
びわ
そんな騒ぎと関係なく、びわ坊はスヤスヤ眠っていました。