今夜の猫たちです。
【小惑星B612】
火星と木星の間にある小惑星帯の中にある、小さな小さな小惑星B612には、火山が3つと、
巨大なバオバブの木と小さな王子様が住んでいました。
ある日B612に星のバラが流れ着き、ここで根を下ろしました。
とても美しいそのバラに王子は一目ぼれするのですが、星のバラはプライドが高くわがままで、
王子はいつもバラに振り回されていました。
【星のバラとの別れ】
ある日、バラのわがままに疲れた王子は旅に出ることをバラに告げました。
その時、初めてバラは、自分のわがままが元で王子がここを去ることに気づき、はらはらと
涙を流しました。
【気丈な星のバラ】
それでも気丈なバラは「わかったわ、早く行きなさい」と、王子の背中を押すように言いました。
王子はB612を離れ、地球への長い旅に出かけました。
サン・テクジュベリ作の有名な児童書「星の王子さま」ですが、大人にも結構考えさせられる
エピソードがちりばめられています。
大人の心に深く響く「星の王子さま」の名言14選…情報サイトPUULの記事へのリンクです
地球にやってきた王子と野ギツネのエピソードが好きですね。
キツネが王子に懐いていく、それが幸せなことだとか、王子がB612に残してきたバラのことを
思い出し、とても愛おしい存在だったと再認識する、それはたった一本のバラに費やしてきた
時間がそうさせている、とか。
うちには今はクロベエはじめ、常連のノラがやってきてごはんを食べていきます。
ただごはんを食べていくだけのノラもいますが、クロベエや死んだ
アカ爺のように人が
恋しくてやってくるノラもいます。
その中でもごちゃさんは今なお思い出深い存在です。ここには3年以上住んでいて、姿を
見せなくなって2年半になります。ぐらの実のおかあさんです。
ごちゃさん(2012年10月27日)
やせたノラの子猫だったごちゃさんは、人を怖がって、なかなか人に懐かなかったのですが、
うちでごはんをもらううちに、とてもよく懐いてくれて、家から離れた場所で私や私の母を見つけると、
一緒に歩いて家に帰ってくるまでになりました。
ごちゃさんの息子の「ちゃーちゃん」(2012年8月16日)
ぐらの実のお兄さんです。ごちゃさんの子はみんな人懐っこい子ばかりでした。
この子はなかなか里親さんが見つからず、生後半年までうちにいましたが、猫好きのご婦人に
気に入られて、ぐらと一緒に生まれた兄弟の茶トラくんと一緒にもらわれていきました。
飼われている子もノラの子も、人に懐き費やした時間が長いほど、愛おしさに変わっていきます。
星の王子さまの野ギツネのエピソードをふと思い出したので、今回のイラストは星の王子さまです。
ちなみに小惑星B612は実在する小惑星です。
もちろん、星の王子さまの住むB612にちなんで後から命名された小惑星です。
きなこ
おかあちゃんがいない時は私に甘えてくるきな姉です。
「
が寂しいだろうと思って甘えてあげてるのよ」
銀ちゃん
洗濯かごに入っている銀ねえです。
「べ、別に洗ってほしいなんて言ってないわよ!!」
楓と
ぐら
今日もテーブルを占拠している2匹です。
楓
「ぼくはいつも
麦のことを思い出すなり」
ぐら
「ぼくも
麦ちゃんに会いたいな…」
楓と
ぐらは、いつも
麦ちゃんにべったりだったので、思い出すこともあるかもしれません。
びわ
今日も無邪気なびわ坊です。
麦ちゃん(2012年9月12日)
今はこの世にいませんが、今でも可愛い娘です。
明るい子だったのでみんなの人気者でしたねー。
びわだけが
麦ちゃんのことを知りません。
次回より更新頻度が落ちますが、週3更新を目標にしていきます(^-^)b