コメレスもなかなかできなかったのですが、今日・明日は休みになるので、ようやく
ブログを楽しむことができそうです。
体感ゲーム機の時代
1985年…というと、もう30年近くも昔の話ですが、セガが世界初のバイクレーシング
体感ゲーム機「ハングオン」を発表しました。
バイクに似せた大型筐体にまたがり、プレイヤーが体を使ってで重心移動(ハングオン
することでコーナーを攻めるというゲームでした。
もちろんこれはゲームセンター(以下ゲーセン)用の大型ゲーム機でした。
その後、動力を使ってプレイヤーの操作に会わせてシートが動く、ムービングシート型の
体感ゲーム機「スペースハリアー」をセガが発表し大ヒットとなったことから、他社からも
同様の体感ゲーム機が次々と発表されました。
暗いゲーセンから、アミューズメントパークとしての大型ゲームセンターが登場したのも
この頃です。当時はまさにバブル景気の頂点を迎えようとしていた時期であったことも
関係していると思いますが、ゲーセンのイメージを変えた要因のひとつがこれら体感
ゲーム機であったと思います。
私もこの頃はゲーセンでゲームをしていました。
アフターバーナーⅡの登場
1987年に体感ゲーム機として大ヒットとなった「アフターバーナーⅡ」(セガ)が登場します。
【アフターバーナーⅡダブルクレイドル筐体】
かなり大型の体感ゲーム機です。
当時大ヒットした映画「トップガン」さながらに、F14戦闘機に乗り込み空中戦を行う
体感ゲーム機で、離陸・加速・旋回などの操作に合わせてシートが大きく揺れて、
プレイヤーはそのG(加速度)を体感できるというものです。
私もこれには夢中になりました。
【アフターバーナーⅡ(X68000版)】
こちらはパーソナルコンピュータX68000(シャープ)に移植されたアフターバーナーⅡです。
ケーセンのそれと比べて、地上の風景やミサイルの煙などが簡略化されていますが、
当時のPCや家庭用ゲーム機の中では、もっとも優れた移植がされたのは、群を抜いて
ハードウェアが高性能だったX68000ならではです。
私も「家でアフターバーナーがプレイできる」と喜んで遊びましたが…ゲーセンの大型筐体の
あのムービングシートまでは再現できるはずもなく、あの迫力までは再現できないんだな…と
ちょっと寂しく思いました。
27年も昔のゲームなので今のゲームのようなリアルな画像は望むべくもありませんが、
当時はそのグラフィックの美しさに感嘆したものです。
【アフターバーナーCLIMAX】(2006年:セガ)
初代アフターバーナーⅡから20年後に発表された新作のアフターバーナーCLIMAXです。
グラフィックの進化に20年の歳月を感じさせますね。
残念ながら初代アフターバーナーⅡの頃とは違い、ゲーセンで体感ゲームを楽しむという方は
少なくなり、限られたゲーセンにしか設置されなかったようで、私は一度もプレイすることは
できずに終わってしまいました。
ゲーセン用に作られたゲームですが、現在では家庭用ゲーム機プレイステーション3やXbox360
でもプレイできます。また、iPadやAndroid版も販売されています。
3DSであの名作「アフターバーナーⅡ」が帰ってきた!!
私のX68000は、すでに電源回路が故障していて、たまに昔のゲームをプレイしたいなと
思ってももう楽しむことができなくなってしまいましたが、任天堂DSiや3DSではかつての
名作ゲームがダウンロード販売されていて、懐かしいゲームを楽しむことができます。
モンハン(モンスターハンター)4をプレイするために、私も3DSを買ったのですが、あの懐かしい
アフターバーナーⅡが3DSの立体視に対応してニンテンドーeショップに登場しました(^-^)
セガ3D復刻プロジェクト 3DアフターバーナーⅡ …サイトへのリンクです
なんとダブルクレイドル(二重ゆりかご式)ムービングシートでの動きを画面で再現しています。
あとは自分で体を動かせばそれなりにあの感覚が…(^▽^;)
アフターバーナーⅡはBGMも素晴らしく、ドラゴンクエストと並び、ゲームミュージックという
音楽ジャンルを作ったエポックメイキングなゲームです(^-^)b
遊んだことのあるおそらく40代以上の方や、このゲームを知らない若い方もぜひ体験して
ほしいですねー。
↓ようやくHR(ハンターランク)1になりました(;^_^A 麦ちゃんの試練はまだ続きます。

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