第９話です。
０系の機械霊は、自分のせいで世界一の鉄道での速度記録を達成できず、運転士の早井さんにも
申し訳ないことをしたと、ずっと悔いていました。
せめて今回は、狭軌鉄道での日本一の速度記録を達成したいと思い、そのポテンシャルのある、
キナ鉄特急の季菜子を乗っ取りました。
しかし、早井さんと再び出会い、乗客の生命こそ一番に守らなければいけないという、
新幹線のプライドを取り戻しました。
会長は、キナ鉄の保安部とも相談し、危険がないということを確認した上で、０系の機械霊に
狭軌鉄道での日本一の速度記録に挑戦させました。もちろん運転士は早井運転士です。
そのために紋縁さんは、現在走行中のスーパー季菜子３号の前方監視モニタの映像を、
展示されている０系の中に写せるように機械類を用意しました。
スーパー季菜子３号に再び戻った０系の機械霊は、当時の姿になっています。
なぜか早井運転士まで当時の姿になっているのは、あくまでもイメージです(;^_^A
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