第10話です。
強烈な放射線が飛び交う原発2号機に譲二さんのお兄さんと石川さんは入って行きました。
致死線量を超える放射線も譲二さんの理論を元にモンフチ電機で作られた防護服は十分耐えています。
2号機の炉心でいまだに続く小さな連鎖反応を止めるために注水を行いたいのですが、これまでは放射線量が高く、だれも近寄ることができませんでした。
譲二さんのお兄さんは注水のためのバルブを開こうとしますが、グローブが膨れ上がりハンドルをつかむことができず、素手でつかもうとします。
高い放射線でも全身に浴びなければ死に至ることはありませんが、照射された範囲は壊死してしまいます。
そのことは原子力技術者である譲二さんのお兄さんはよくわかっています。
↓あと2回で完結です。

にほんブログ村 4コマ漫画