東日本大震災では未だ自然の猛威の前では人間の力がいかに無力かということをまざまざと見せつけられました。
私は土木屋なので、災害復旧や防災などの工事にもたずさわっていますが、自然の力の恐ろしさをやはり感じます。
また、福島第一・第二原子力発電所での大事故は、人間の作り出した技術によって新たな災害を産み出してしまいました。
原子力技術は純粋な科学・工学の手を離れ、巨大産業と政策により支配されたものとなっています。
20世紀から出現したビッグサイエンスの一つです。
しかし、その取り扱いは非常に難しく危険なものであることがこのような形で露呈しました。
人災の側面が非常に強いものとなっています。
今はこの難局を早く切り抜けてもらいたいと思います。また、現場で必死の努力で対策にあたっている方たちは無事であってもらいたいと思います。
原発事故については現在なおクリティカルな局面が続いています。
現場に近い地域の方は、事前の防災対策が必要かも知れません。
前回の「原発災害への備え」が参考になると幸いです。
マンガの本編については当然異論もあると思いますが、このような考えをしている者もいるということで、意見などがありましたらコメントをいただきたいと思います。