個体識別型ペット用給餌器の製作3 | こむぎブログ~猫とコンピュータ~

こむぎブログ~猫とコンピュータ~

3匹のお姉ちゃん猫と3匹の弟分猫たちの日常と6匹の猫たちが登場する変な猫マンガ。
そして昔のパソコンあれこれ。

多頭飼い環境下で、各個体を識別し、特定の個体だけを通過させるゲートの回路図は以下のとおりだ。
各部品メーカーが資料として提供している標準的な回路を組み合わせたものだ。


こむぎブログ ~ 猫とコンピュータ ~-回路図

(回路図は水魚堂 さんが配布してくれている回路図エディタBSch3Vを使用して描いたものです。)

まず、ブレッドボード で回路を組み、実際に動くかどうかを試してから、ユニバーサル基板に実装した。
ハンダ付けは高校の時にワンボードマイコンキットを作って以来ご無沙汰だ。私は不器用なので大きめの基板を用いたため、写真のようにスカスカだ。


こむぎブログ ~ 猫とコンピュータ ~-制御基板

写真の左に見えるのが、各個体に装着するRFID タグだ。
これを首輪に取り付ける。この写真には写っていないが、ゲート入口に取り付けたRFIDリーダーが発する電波をRFIDタグが受け取り、RFIDタグはその電波を電源として固有のIDを発信する。RFIDリーダーはそのIDを読取り、Arduino (写真中央部のマイコンボード)にデータを転送する。
写真右の制御用基板はゲート側に取り付けたRFIDリーダーIF、ドア開閉用モーター制御用IC、個体通過感知用の赤外線センサーIF、ゲート通過個体の設定キー、電源などがまとめてある。