ここ数日で真冬になってしまった札幌。
圧雪の道、今日は車いすの方々は
無事にたどり着けるのかな。
地下鉄駅まで行ってみようか・・・
そうこうしている内に、
元気な笑顔が玄関前に、
雪の中をぐんぐん漕いで来たようです。
心配ご無用みたいな顔して!
つながるバリアフリーサロン
地道につなげてきた
森口さん主催のイベントも
100人の参加になっていたのですね。
まさにつながる輪。
誰もが持っている
それぞれの個性は、
障害というよりも
世の中で様々な生きづらさとして
私たちは生きている。
外から見て分かりやすい人
見て分かりにくい人
お互いの目線になることは、
そう簡単な事ではない。
なので、当事者にはなれないが、
声を聴くことが一番の理解になる。
このサロンでは、
そういった学びがある。
今日の講話は札幌市障がい者講師の
小林亮平さん。
スマホの意志伝達アプリを使って、
心に沁みる講演をしてくれた。
小林さんはしゃべる時に
全身を使って話されるので、
確かに大変!
機械の音声とはいえ、
小林さんも、聴く方も楽だろう。
NPO法人SAKURAさんの
作品も素晴らしかった。
こんな時はカフェのカウンターは
展示スペースに早変わり。
この狭い空間を良くまあ
器用に動き回るもんだと
いつも感心する
車いすユーザーの参加者さん。
何に関しても、
参加者みなさんのたくましさから
私たちの学びは大きい。
共生社会という言葉は
私はあまり好きでは無い。
もともと存在していた
お互いの事を知らないで生きてきた人たちが、
同じ目線でものごとを
見てみようとしているだけのことである。
生身の人間だから、
やはり顔を合わせて同じ場所で
空気を吸う事が一番なのだろう。
<2018.12.9ふうしゃ>
By S