5月7日は
さっぽろ聴覚障害者介護支援センター主催の
「すずらんの集い」にて
認知症サポーター養成講座を開催しました。
「すずらんの集い」は、
聴覚に障害がある方やその家族が
「認知症」について学ぶ会です。
スタッフや家族を含め、
40名弱が新たなサポーターになりました。
手話通訳者が2名交代で、
講義内容を伝えてくださいます。
手話通訳を使い、
手元の資料を使う講義についての留意点。
①手元資料と手話を同時に見られないので、
講師は「資料を読む時間」の間隔を空けて話す。
つまり、具体的には受講者が、
顔を手元から上げてから話すように
すると良いのでしょう。
講師はその気配りが必要なので、
余裕を持った講義計画が必要です。
②講師、手話、スクリーンの配置。
受講者の目線が流れやすいように
配置することが必要。
③動画を見せる際の留意点。
テロップがあるのがベスト。
あるいは、映像の前後に説明し、
動画再生中は喋らない。
いずれにせよ、
手元資料を元にした
講義は好ましくないと思いました。
症サポーター養成講座は
テキストがありますが、
その内容に沿った
パワーポイントや
ホワイトボードなどを
多用した説明が良いでしょう。
認知症の理解は、
聴覚障害がある方には、
新たな視点で伝える事が必要です。
今回の講義を通してこれからは
聴覚障害のある人への
学びの場を広げることが大切と
学びました。
最後に・・・・
私はできませんでしが、
挨拶や自己紹介程度の
手話ができることがベストと思われます。
そうすることで、
受講生との距離感が少しでも
解消されると思います。
<2016.5.7>
By S