カフェの道路向かえにあった
建物がついに解体されました。

 
法人のデイサービスを
もう何年も利用されていた
身体が不自由なご夫婦が
長く住んでいらっしゃった
このアパート。

小さな小さな浴槽が
表に出てきました。

一つの時代が終わった・・・。
この風景はいつみても
胸にこみあげる感情があります。

 
 過ぎ去る時代の後ろには、
これから、始まる
巨大な建物が作りあげられて
きました。

 
 あっという間に
向こうの建物が
透けて見えるように。

時が過ぎ去り、
いつかは、そこにあったことも
忘れされれるのでしょうか。

始まりがあると、
必ず終わりがある。


今を生きる大切さを
改めて思うのです。

 <2016.3.8ふうしゃ>
By S