確かに、単なる理論だけでは駄目だけれども、そこに確かな自己の経験則が加われば、その理論もまた、活きてゆくのである。


 その意味で、常に現場に立ち返り、よく現場を見て、現場から数多くの経験を積んでゆくということが大切なのである。


 何が必要で、何が不必要かということも、現場を通じた経験則から学ぶことが多いのである。こうした経験則から、真なる智慧というものが生まれてゆくのである。


 そして、長年の経験則から生まれた実績のある成功者の智慧をよくよく尊重してゆくことである。こうした実績のある成功者の智慧を数多く学び、精進して、己が実人生に活かしてゆくことである。


 実生活に役立つ智慧というものこそが、本物の智慧である。実生活に役立つ学問をこそ尊重してゆくことである。

 

 また、常に学問の智慧を実生活に応用して、役立ててゆくための工夫を怠らないことである。これを「活学」と云うのである。


 こうした「活学」によって実生活に学問を役立ててゆく志を持つと、それは仕事に活きる学問となってゆくのである。学問を通して、仕事が成長してゆくのである。仕事が成功繁栄してゆくのである。


 真なるフィロソフィーなくして、本当の成功は出来ないのである。真なる成功の原理原則の学びと実践なくして、本当の成功と持続した繁栄はないのである。


 そのためには、常に心を閉ざさず、心を開いて、一人一人の心の声をよく聴き、愛と志を持って、己が夢と希望を、「活学」を通して実現してゆけばよいのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    天川貴之

(JDR総合研究所・代表)