人生において、常に、一定の自己啓発的な書に触れつづけ、学びつづけてゆくことは大切である。


 そこには、様々な人生の智慧というものが、多くの人々が、また、成功者達が、そのエッセンスを本の形で公開しているのであるから、これから常に学びつづけ、自らの人生に道をつけていっていただきたいし、さらに、自らの思想、思索の糧にしていっていただきたいと憶うのである。


 故に、人生には様々な出会いがあるものであるが、その中でも、良書との出会いというものを大切にしてゆくことは、人生の王道である。


 物心共に自己の人生を豊かにすることの原点は、自らの心を耕すことである。自らの精神を耕すことである。その中から、貴重な知恵が数多く生まれてゆくのである。


 たとえ既に学んでいて、当たり前のように記憶の引き出しの中に入っているものであっても、もう一度、新たに学び直してみれば、そこに数多くの発見があるものである。


 その意味で、学問を学びつづけることを通して自己実現し、世の中を渡り、世の中に貢献してゆくということが筋なのである。


 基本的に、学問を学びつづけることは、嘘をつかないのである。その努力精進の過程こそが尊いのである。気品と智徳というものは、学問を学びつづける中に輝き出てくるのである。


 学問を通して、真理を学びつづけて、教養となして、それを実践しつづけると、人生は自然に王道に入り、大道の中に生かされて、道を究めてゆくことが出来るのである。


 さすれば、己が人生の道を、いかようにも拓いてゆくことが出来るのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

  by 天川貴之

(JDR総合研究所・代表)