秋を
感じさせて頂けたと思ったら、
またすぐに蒸し暑い日々で
我々の心身を同時に
傷つけまくっている天候に、
少しの青空を見せて頂けただけで、
すぐにまた騙されてしまう。
これがまさに
〇〇心と秋の空
なのかと思ったら、
その〇〇には何が
当てはまるのかでまたもめる
まさにわからぬものは
天気と男と女と善と悪
であるのかも知れません。
「アレクサンドロスは、普通の意味の遺言は残さなかった。
その夜、王の部屋に集まった将たちが、寝台に横たわったままのアレクサンドロスに問いかけた。
『この帝国は、誰に遺すおつもりか』
古代の史家たちによれば、アレクサンドロスは苦しい息の下から答えたという。
『より優れし者に』」
(「ギリシア人の物語Ⅲ新しき力
『アレクサンダー大王』」塩野七生)
超有名なセリフ。
「より優れし者に」は、
どのように深淵であるのか、
どのように洞察された言葉であるのか、
今となっては、その
「より優れし者」が存在しなくなっているので、
なんともいえぬわけなのですが、
本来なら、世界に、社会に
「より優れし者」は必要不可欠であり、
彼らが世界を、社会を清浄化していく。
いまや彼らは存在しなくなり、
彼らを求める心も、
人びとから
消滅しまくってしまったようです。
「全員がマケドニアの貴族の家に生まれ、全員が三十代という、アレクサンドロスとは同世代に属す。」
(「ギリシア人の物語Ⅲ新しき力
『アレクサンダー大王』」塩野七生)
僕の部下はそれぞれで全員女性、
平均年齢が当時二十代後半、
当時四十になったばかりの僕とは、
世代も性別も
一線を画すというようであったようです。
「この七人を存分に使いこなしたからこそ、アレクサンドロスは成功したのである。」
(「ギリシア人の物語Ⅲ新しき力
『アレクサンダー大王』」塩野七生)
僕の部署は正社員十数名、
アルバイトをいれて五~六十名
という所帯、
バイトの子までは
把握しきれていなかったけど、
正社員十数名はほとんど出入りがなく、
女性ばかりの企画部としては、
我ながら、存分に
機能しまくっていたようにも思われます。
「こうもオープンで優秀な才能の持主が集まっていたのがアレクサンドロスの『コンパニオン』だったが、彼らには、若き王と比べれば、決定的な何かが欠けていた。」
(「ギリシア人の物語Ⅲ新しき力
『アレクサンダー大王』」塩野七生)