「自分の内に集中せよ。
理性的指導機能はその性質として、正しい行為をなし、それによって平安を得るときに自ら足れりとするものである。」
(「自省録」マルクス・アウレリウス)
理性的指導機能は、周りを気にせず、周りの人々の影響を受けることもなく、自分自身が正しいと思うことを行い、それによって自分自身の心の平安を得ることだけで、満足できるような人に作用するようにできている、ということのようです。
「世の中に操られるな。時は現在に限れ。
(「自省録」マルクス・アウレリウス)
現金からカード、カードから仮想通貨、PayPayだか三平
だかは知らないけれど、
カード詐欺等々の被害者の実態、仮想通貨、PayPay等々の
詐欺その他の被害状況を見れば、新しいものに飛びつく愚業、
利便性に伴うシステムの脆弱性にも気づいてしかるべきで
あるようにも思われます。
「身の回りや世間で起きているいろいろな事柄に、そのつどごとに首を突っ込んでいると、結局は自分が空っぽになってしまう。
あるいは、自分の空虚さをなんとか埋め合わせるために、あらゆることに顔を向けている人もいるくらいだ。」(「漂泊者とその影」ニーチェ)
「美知武習録(ニーチェ)173)」
https://ameblo.jp/column-antithesis/entry-12028338971.html
無知で愚劣な大衆の中に居て
カードだPayPayだと浮かれている時には、己がそれらの
何かの被害者になることなど考えもしない。
が、一部の人は富と地位を確保しながらも現金を重んじ、
それらの愚かな被害を受けることもない。
「世の中に操られるな。」
(「自省録」マルクス・アウレリウス)
賢者から見れば、
己が最新のテクノロジーを利用していると思い込んでいる
浮かれた大衆は、ただの愚か者にしか見えないようです。
人は分相応、自分以外の物事に左右されることなく独立独歩、
徒手空拳、己の道を貫くのが賢者の肝要であるような
気もしないでもないのです。
「流行あるいは最新流行という衣装や粧飾品は、むしろきわめて少数の人しか着けていない事を意味する。」
(「春六題」寺田寅彦)
「不安の実体」
https://ameblo.jp/column-antithesis/entry-11974963836.html
そもそもに最新のテクノロジーを
利用するのに教養は必要とされぬけど、
あえて最新を利用せぬこと、あえて最新のテクノロジーを
利用せぬという情動には教養が必要とされるようにも
思われなくもないのです。
「金を稼ぐのに教養はいらないけれど、金を使うには教養がいる。成金がどうしようもないのは、そこでしょう。」
(「養老訓」養老孟子)
「動的平衡 5」
https://ameblo.jp/column-antithesis/entry-12402969089.html
我々の目前にカード利用の利便性、お得感、
我々の目前の仮想通貨、PayPay等々の利便性、
お得感が謳われていても、その根本の原因、目的は、
カード会社、カード使用推奨組織企業の営利があり、
謳われている“お得感”も実はカード会社、
カード使用推奨企業の“お得”営利に結び付いている。
今時どこの世界に利用者だけの利便“お得”のために、
カードだ仮想通貨だPayPayだと手間暇かけて流通
させようとする者がいるのかどうかを考えてみれば、
その先に待つ脆弱性、無責任性、犯罪行為が横行しても
まったく不思議ではないという素材(カード、仮想通貨、
PayPay等々)であるということも自ずから浮かび上がって
くるようにも思われなくもないのです。
「君の目前にあるものを原因と素材とに区別し分析せよ。」
(「自省録」マルクス・アウレリウス)
世間に踊らされた人生であっても、まったくそれに気付かぬ
ほどの愚か者であるのなら幸いである。
が、マトモな人間であるのなら、いつかはどこかで、己が
世間に踊らされていたことに気づいてしまう。
己の死期を悟らされた時に、そのことに気づいてしまったら、
その時の悔しさ、後悔、情けなさは尋常たるものではない
ような気もしないでもないのです。
「最後の時を思え。」
(「自省録」マルクス・アウレリウス)