アウレリウスの独り言 40 | コラム・インテリジェンス

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透き通るような心が…ほしい…。

「自分の内に集中せよ。

 理性的指導機能はその性質として、正しい行為をなし、それによって平安を得るときに自ら足れりとするものである。」

(「自省録」マルクス・アウレリウス)

 

理性的指導機能は、周りを気にせず、周りの人々の影響を受けることもなく、自分自身が正しいと思うことを行い、それによって自分自身の心の平安を得ることだけで、満足できるような人に作用するようにできている、ということのようです。

 

「世の中に操られるな。時は現在に限れ。

 君の目前にあるものを原因と素材とに区別し分析せよ。

 最後の時を思え。」

(「自省録」マルクス・アウレリウス)

 

現金からカード、カードから仮想通貨、PayPayだか三平

だかは知らないけれど、

カード詐欺等々の被害者の実態、仮想通貨、PayPay等々の

詐欺その他の被害状況を見れば、新しいものに飛びつく愚業、

利便性に伴うシステムの脆弱性にも気づいてしかるべきで

あるようにも思われます。

 

「身の回りや世間で起きているいろいろな事柄に、そのつどごとに首を突っ込んでいると、結局は自分が空っぽになってしまう。

 あるいは、自分の空虚さをなんとか埋め合わせるために、あらゆることに顔を向けている人もいるくらいだ。」(「漂泊者とその影」ニーチェ)

 

「美知武習録(ニーチェ)173)

https://ameblo.jp/column-antithesis/entry-12028338971.html

 

無知で愚劣な大衆の中に居て

カードだPayPayだと浮かれている時には、己がそれらの

何かの被害者になることなど考えもしない。

が、一部の人は富と地位を確保しながらも現金を重んじ、

それらの愚かな被害を受けることもない。

「世の中に操られるな。」

(「自省録」マルクス・アウレリウス)

 

賢者から見れば、

己が最新のテクノロジーを利用していると思い込んでいる

浮かれた大衆は、ただの愚か者にしか見えないようです。

 

人は分相応、自分以外の物事に左右されることなく独立独歩、

徒手空拳、己の道を貫くのが賢者の肝要であるような

気もしないでもないのです。

 

「流行あるいは最新流行という衣装や粧飾品は、むしろきわめて少数の人しか着けていない事を意味する。」

(「春六題」寺田寅彦)

 

「不安の実体」

https://ameblo.jp/column-antithesis/entry-11974963836.html

 

そもそもに最新のテクノロジーを

利用するのに教養は必要とされぬけど、

あえて最新を利用せぬこと、あえて最新のテクノロジーを

利用せぬという情動には教養が必要とされるようにも

思われなくもないのです。

 

「金を稼ぐのに教養はいらないけれど、金を使うには教養がいる。成金がどうしようもないのは、そこでしょう。」

(「養老訓」養老孟子)

 

「動的平衡 5」

https://ameblo.jp/column-antithesis/entry-12402969089.html

 

我々の目前にカード利用の利便性、お得感、

我々の目前の仮想通貨、PayPay等々の利便性、

 

お得感が謳われていても、その根本の原因、目的は、

カード会社、カード使用推奨組織企業の営利があり、

 

謳われている“お得感”も実はカード会社、

カード使用推奨企業の“お得”営利に結び付いている。

 

今時どこの世界に利用者だけの利便“お得”のために、

カードだ仮想通貨だPayPayだと手間暇かけて流通

させようとする者がいるのかどうかを考えてみれば、

 

その先に待つ脆弱性、無責任性、犯罪行為が横行しても

まったく不思議ではないという素材(カード、仮想通貨、

PayPay等々)であるということも自ずから浮かび上がって

くるようにも思われなくもないのです。

 

「君の目前にあるものを原因と素材とに区別し分析せよ。」

(「自省録」マルクス・アウレリウス)

 

世間に踊らされた人生であっても、まったくそれに気付かぬ

ほどの愚か者であるのなら幸いである。

 

が、マトモな人間であるのなら、いつかはどこかで、己が

世間に踊らされていたことに気づいてしまう。

 

己の死期を悟らされた時に、そのことに気づいてしまったら、

その時の悔しさ、後悔、情けなさは尋常たるものではない

ような気もしないでもないのです。

 

「最後の時を思え。」

(「自省録」マルクス・アウレリウス)