法句経228「悪口を言われない人はいない」
「この世のどんな人でも、必ずどこかで誰かの怒りを買っている。
誰かに悪口を言われるのが当たり前。
昔も今もこの先も、未来永劫、それは当たり前の事実なのだから、
悪口なんて涼しく聞き流すのがよい。」(法句経228)
自分だけが悪口を言われていると思えば腹も立つし落ち込みもするのかも知れません。
が、その瞬間、誰かも誰かに悪口を言われていると思えば、
「自分は涼しい顔して聞き流してやろう」というようにも考えられます。
誰かに悪口を言われたり、誰かに嫌われたりするのが当たり前で、
今この瞬間にも誰かが誰かに悪口を言われたり嫌われたりしているという事実を知ってしまえば、
自分の苦悩などはチッポケなものに感じられるのかも知れません。
誰かが誰かに嫌な思いをさせられているという事実を知ることで、
自分は「しっかりと受け止め、涼しい顔してヘッチャラに生きてやろう」という闘志もみなぎってくるようにも思われます。
人は悪口を言うものらしい。
人は人を嫌ったり意地悪をしてしまう生き物であるそうです。
ブッダがそういうのならそれは真実であるようにも思われます。
ブッダを信じれば気が楽になるようにも思われます。
人は悪口を言う。
今この瞬間にも、自分以外の誰かが悪口を言われたり不快な思いをさせられている現実に堪えている。
ブッダを信じなくても、そのように思えれば、自分自身が楽になれるのかも知れません。
不快な思いをさせられているのは自分だけではない。
立ち向かっている人。堪えている人がいるのなら、自分も立ち向かうか耐え抜いてみせよう。
どうせなら、
涼しい顔して、ヘッチャラに生きていこう。
という気にもなれるような気もしないでもないのです。