危険なデータ | コラム・インテリジェンス

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透き通るような心が…ほしい…。

 

割と頻繁に見かけるのが

「東京で住みたい街ベスト」なるデータであるようにも思われます。

 

御存じのように当該データは、

東京に10年以上住んでいる人のアンケート結果に基づくものではないようです。

 

当該データには、東京に住んで2年未満の人も含まれるわけですね。

 

なので「吉祥寺」「自由が丘」「下北沢」等々の名が挙がってくるのかも知れません。

 

「警視庁の統計を見れば明らかだ。

凶悪粗暴犯、侵入窃盗など、2011年に吉祥寺(本町1・2、南町1)で起きた累計犯罪数は1115件。驚くことに、池袋)の982件よりも多い。

ちなみに同じ年、自由が丘も317件、下北沢も326件犯罪が確認されている。」(日刊ゲンダイ - 2013/3/2 7:00

 

昨今では強姦、強盗被害に遭遇する女性も増えているようです。

 

アメリカに住んだことも、行ったことさえない人の情報をマトモに信じる人がいないのと同様、東京の状況に関するデータはいい加減で危険であると言わざるを得ないような気もしないでもないのです。

 

どうせ住むならいい加減なデータ結果で上位にランキングされた街よりも、しっかりとしたデータで治安の良い街に住んでいただきたいという願いもあります。

 

「孤独の生活の目的とは、

 もっとゆうゆうと、 もっと気ままに暮らすという 

ただ一つであると私は信ずる。」

(モンテーニュ「エセー」)

 

「モンテーニュ」

http://blogs.yahoo.co.jp/shigetage/40125498.html

 

東京出身ではないけれど、「東京に住もう」と思われる人々には、それなりの情熱をお持ちのかたも多いかと思われます。

 

が、東京を語る人々の中には真に「東京を知っている」といえる人は少ないのかも知れません。

 

流行の街を視野に入れながらも、現実の治安・交通の便(徒歩10分圏内に最寄り駅が3つ以上とか)等々も考慮して、東京で幸を見出していただきたいものではあります。

 

「消化できる情熱とは、中庸をわきまえたものにほかならない。」

(モンテーニュ「エセー」)

 

「モンテーニュ2」

http://blogs.yahoo.co.jp/shigetage/40131773.html

 

以下は、当該コラムの真偽性をご判断頂くための補足です。

私事、祖祖父は徳川将軍家菩提寺上野寛永寺前で油問屋を営んでおりました。

祖母は油問屋の3女なので「上野黒門町」の「油問屋」の「ハルちゃん」を略して、「アブハー」と呼ばれ、当時としては並外れた美貌とぶっ飛んだ素行で、男たちをブイブイ言わせていたそうです(本人談)

その後、憧れの樋口一葉の住む文京区本郷に移り住み、僕の母を生みました。

僕の母は売れない女優で世田谷区砧に住んでいました。

僕自身の生息区域は学校・勤務先の関係で生後62年間、文京区・港区・中央区・千代田区・新宿区・豊島区・世田谷区等々のお世話にもなって来ました。

 

住環境の大切さは、その環境に我々が知らず知らずに馴染んでしまうこと。

 

「人生の土台をしっかりと支えている衣食住という生活に、もっと真摯な眼差しを向けるべきである。」

(ニーチェ(「漂泊者とその影」)

 

「美知武習録194(ニーチェ)」

http://blogs.yahoo.co.jp/shigetage/41057194.html

 

知識とかデータが体験とか経験の鍵となるのは理解していても、そのもともとの知識とかデータに誤記・誤見があれば、その事実も空虚なものと化してしまうのかも知れません。

 

「必要からこれらの知識を通り抜ける時に、すべての空虚な知識が体験の糸に貫かれて初めて生きて連結して来る。これと同じようなものだと思う。」(寺田寅彦「写生紀行」)

 

「東京写生」

http://blogs.yahoo.co.jp/shigetage/40796493.html