「もし誰かの怒りを買ってしまったら」(相応部経典)
「怒っている嫌な人に対して『ちぇっ、そんなに怒らなくてもいいのに』と、ムカムカ怒りを感じるのなら、貴女はその、貴女自身の怒りによって悪を成したこととなる。」(相応部経典)
怒っている人に対して逆切れしてはいけないのですね。
同じ怒りを共有してしまうことになってしまうからなのかも知れません。
嫌な人が、しかも怒っている時に、その人と融合してしまうなんて、堪えられませんよね。
「怒っている人に対して怒りを感じずに済ませられることこそ、難敵と戦って勝利するということになる。」(相応部経典)
嫌な人に嫌だと感じないことは、こちらの勝利。
嫌な人が怒っていても、こちらは何も感じないでいられれば、それはこちらの「勝ち!」ということのようです。
「他人の怒りを前にしたとき貴女がいち早く気付くべきは、貴女自身の心まで怒りに染まりそうになっていること。それに気づいて落ち着くように。」(相応部経典)
おっとっ!やばっ!・・・コイツと融合していまいそう・・・!・・・と感じることで、怒りを冷静に見つめることも可能であるのかも知れません。
「そうすれば、貴女にとっても相手にとっても、心の治療を施すことになる。」(相応部経典)
なんだかホンワリとしたムードに持ち込むことができそうです。
「貴女が相手の怒りをそっと穏やかに受け止める時、互いの怒りはやがて静まり、癒されていくだろう。」(相応部経典)
まずは自分が受け止める。
自分から受け入れ受け止めることで勝利を味わいつつも有効な関係へと導いていくこともできるということなのでしょうか。
相手の怒りも自分の怒りも一緒くたにして受け止め受け入れる。
そこには勝利と安らぎが待ち構えてくれているのかも知れませんね。