森の愛麗瑤習帖5 | コラム・インテリジェンス

コラム・インテリジェンス

透き通るような心が…ほしい…。

「恋をしている時、人を待つのは常に物哀しい。」

(森瑤子「招かれなかった女たち」)


恋をすると、人の感性は鋭敏になるようです。

感性が鋭敏になることによって、ものの哀れとか哀愁、孤独も明敏に感じ取れるようになってしまうようです。


「人と一緒にいる時が、最も孤独な時だ。」

(キケロ「慰め」)コラム・インテリジェンス「贅沢」



ひとりの時よりも、恋をしている時のほうが、孤独を感じるのかも知れません。

群衆の中の孤独などという感情も、恋をしている時のほうが、より一層感じることができるような気もいたします


恋は人を鋭敏にする。恋は人に敏感な感性を植え付けてしまう。

だから恋は苦しいのかも知れません。


「・・・・・

 これはもともと一枚の葉が 裂かれて二枚になったのでしょうか

 それとも 二枚の葉が相手を見つけて

 一枚になったのでしょうか・・・・・」

(ゲーテ「銀杏の葉」(西東詩集[ズライカの書]より)

コラム・インテリジェンス「寿司とガリ



お相手を見つけると、人は哲学者にも詩人にも心理学者にでもなれるようです。

そしてそこで味わうものは、孤独と哀愁。