美知武習録64(バルタザール) | コラム・インテリジェンス

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透き通るような心が…ほしい…。

「自ら運命を切り開く」(バルタザール「賢人の知恵」)


運命を切り開くことは難しい。

魚を三枚に切り開くことも難しい。

草ボウボウの場所に道を切り開くことも難しそうです。


「賢人は、何事も偶然はないことを知っている」(バルタザール「賢人の知恵」)


・・・ほらね。・・・。

そもそもに、偶然と必然の違いから学ばなくては、バルタザールのいう「偶然はない」の意味も難しそうに思われます。


「私たちの一切の快楽は偶然に依存する。」(ファウルズ「アリストス」)


コラム・インテリジェンス「アリストス 4 『ファウルズは語る』)



「ただし運命にじっと身を任せるよりも、自ら運命を切り開いていく人になろう。真価と勇気を

発揮して、望むものを手に入れよう。」(バルタザール「賢人の知恵」)


真価と勇気とは、具体的にはどのようなことなのでしょう。

真価とは人間スキル。勇気とはチャンスは見逃さない覚悟とでもいうことなのでしょうか。


「よく考えれば、チャンスに敏感でいること以外に成功への道はないことがわかるはず、知恵を備えていることが最大の幸運であり、それがないことは最大の不運だ。」(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」)


チャンスに敏感であることはわかるけど、その時に知恵を備えているという事が最低限の条件となると、なかなかに難しいような気もしないでもないのです。

が、それが最大の幸運であり、それがないことが最大の不運であるとまで言われてしまうのなら、何が何でも知識は身に付けておいたほうが良さそうです。


知識を身に付ける為にはどうすれば良いのか。

その質問には吉田松陰が応えてくれているようです。

──「一万冊以上の読書をせよ」──松陰の答は明確なようです。


コラム・インテリジェンス「美知的武習録37(花燃ゆ)」


コラム・インテリジェンス「美知的武習録39(花燃ゆ)」



私事、一万冊以上の読書はしてきた。が、このザマです。

それでも、ココで、その内容くらいは御紹介することができるのかも知れません。

僕はダメだったけど、ココにお越しいただいた方の中に、ココで一万冊の読書と同様のスキルを身に付けてしまうかたが出現すれば幸甚です。

せめて、そのかただけでも幸運を手に入れることを願っています。