老い先短くて良かった! | コラム・インテリジェンス

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透き通るような心が…ほしい…。

預言者でもない。加害者でもない。
ましてや被害者でさえ、ない。

が、少年時代から付きまとう厭世観。

他者の命は大切だけど、自分の命は、
それほどに惜しいものだとは思えなかった。

非行を繰り返していた。

自分の命を大切なものだと思えるために、
片っ端から本を読み漁った。

自分の非行を自分で止めたいがために、
片っ端から本を読み漁った。

が、非行は止まらなかった。

オトナになり還暦にもなった。

が、少年時代から付きまとう厭世観は消えない。

他者から見れば、
「社会的にも経済的にも恵まれている」
と批評、咎められる場合さえある。

が、厭世観は消えない。

「介護報酬  減額へ 政府方針、費用抑制狙い」

赤字だチョウチンだと言い訳三昧で、
自分たちの報酬も減らさなければ、
自分たちの生活水準はセレブ並。

被災者尻目に障害者・老人・弱者いじめには余念がない。

「年金支給  減額決定」

どんどん酷い世の中になっていく。

どのような人々が権力を持ってしまうと、
このような醜い国家ができあがるのだろう。

「醜悪な国家とは、
 責任は取りたくない。自分だけ良ければ良い。
 が、権力だけは絶対欲しい
 と考えた醜悪な人間が権力を持ってしまった結果の象徴である。」
 (ミシェル・フーコー「狂気の歴史」)

コラム・インテリジェンス「みんな囚人」

この国の、秩序とか良識は、どこへ行ってしまったのだろう。
この国の、選ばれた人々が守ってくれているはずの秩序とは、
どのようなものなのだろう。

「秩序というと聞こえは良いが、不道徳な輩による、
 不道徳な輩のための、 悪の取り決めにすぎない」
(ジャン・ジャック・ルソー「社会契約論」)

加齢とともに厭世観は薄れていくのかも知れません。
「どうせ、もうすぐだから」
が、社会に対する責任とともに危機感は感じていた。
「これからの人々は、どうされてしまうのだろう」

このような国に生まれてくれば、誰でも無意識のうちに、
厭世観が植え付けられてしまうのかも知れません。

幼いころからの厭世観の原因が
ハッキリと見えてきたような気もしないでもない。

預言者でもない。加害者でもない。
ましてや被害者でさえ、ない。

が、無責任者では、あるのかも知れません。

・・・・・老い先短くて、本当に、良かった・・・・・。