今年の春から庭で猫食堂を始め野良猫さんにご飯をあげています。それ以来、今まで見て見ぬ振りしていた野良さんたちとも随分、交流が増えました。

今回は猫食堂が完成するまでの試行錯誤の変遷を簡単にまとめてみました。よろしかったら読んでみてください。

私自身もたくさんの方のブログを読ませていただきながら励まされ、時にヒントをいただき、いろいろ参考にさせていただきました。

これが試行錯誤の末の暖房完備の猫食堂にっこり



中はこんな感じ



その前のバージョンもお見せしますね。

こちらです↓



ヒーターを縦置きにしていました。



ちょっとサウナ風!


ビニールハウスなので中の様子もよく分かり良かったのですが…暖房効率は劣りました。



出入り口は2箇所、床には家に残っていた合板とレンガを敷き詰めました。


使用したヒーターはメルカリで購入しましたが、この旧バージョン。



ヒーターを設置したものの、暖房効率だけではない問題が発覚しました。


こたつヒーターの説明書をよく見ると


❌縦置きガーン

❌こたつ布団をかけないガーン


これはいかん!


説明書はよく読まなくてはいけませんね!


コタツヒーターには温度センサーはついてませんが、外気が入ったまま付けっぱなしでいると過負荷となるかも。早々にコタツヒーターが故障しても嫌だし、何より危険⚠️


面倒くさくてもこたつテーブルは必要ですね。


家にあった木材の破片たちを組み合わせ、2〜3時間でテーブル完成ニヤリ


DIYってこんな形ですごく役に立つ〜


早速、お庭に設置!


本格的なコタツです。



実家からもらった分厚くて重い毛布を三等分してテーブルに被せました。これで暖房効率がグンと良くなります。


野良さんたちの反応をチェックするのが楽しみです😌


外猫さんたちにクリスマスプレゼント、喜んでくれるかな?🎁



以下はこのコタツハウスに至るまでのあれこれを綴っております。


よろしければご覧になってくださいね🎵


猫食堂の変遷


猫食堂に本腰を入れ始めたきっかけは、2023年9月にテボちゃんとの出会いがあったからかもしれません。テボちゃんはリンパ腫末期の頃にうちにやって来ました。

うちに出入りするようになって数ヶ月後、いつも置き餌を見ては食べずに走り去るテボちゃんは、後で知ったことですが、すでに末期リンパ腫に冒されていたため、食べたくても食べられなくなっていたんです。

テボちゃんがうちの庭で動かずじっとしているのを見るに見かねて捕獲し、動物病院へ連れていきました。初めて捕獲した野良猫が末期癌。初めての経験ばかりで、動物病院では大人気もなく泣きじゃくりました。

その後はテボちゃんを自宅で看護し、8日間苦しみ続け、ある晴れた秋の日に自宅のリビングから外の世界を見ながら虹の橋を渡りました。この件があってから、外猫さんのことがより切実に感じられるようになり、病気にならないよう、できる範囲でお世話していこうと心に決めました。

これまで知っているだけで七匹の外猫さんが食堂に来てくれました。交流といっても、みんな食い逃げえーですが…。

やはりヒトが怖いので、当然ですが、私を見ると逃げます。

パセリちゃんだけは最初から近づいてきました。大食いで、とにかくよく食べます。それでも、懐くまでには半年以上かかりました。今ではリビングの掃き出し窓を開けるとスタスタと入ってきてリビングでご飯を食べるまでになりましたよラブ


冬が近づき、パセリちゃん以外の猫さんたちにも暖かいところでご飯を食べてもらいたくて外猫食堂に暖房を入れることにしました。

野良猫にそこまで、と自分でも不思議なくらいですが、自分と同じように外猫さんのために奔走されている方々の熱意に励まされました。

2年前に偶然、野良猫を拾って育て始め、自分の猫もあのまま野良猫だったら、と思うと人ごとに思えなくなってしまったんです。


2023年11月頃から1ヶ月余り、発泡スチロールやダンボールで猫ハウスを作り、古いブランケットなどを入れ家の周り3箇所に配置しました。


そのうち使ってくれるだろうと朝晩、湯たんぽを入れ替えながら楽しみに待つことに💓


ところが全く利用された気配がありません😨

野良さんには小さな入り口や狭い室内は好まれないのかな?


入り口が一つだと逃げ場がないからかな?


入り口を広げたり、発泡スチロールを二つ重ねて出口を2箇所に設けてみましたが、利用された気配なしショボーン


猫じゃないけれど、毎日クンクン匂いを嗅いだり、中の布に毛がついてないかチェックして確認しました。


猫ハウスは必要とされてないの?


寝ても覚めても外猫ハウスのことばかり考え続けました。


庭側は他の猫も行き来するからかもしれない。よし、設置場所の変更だ!


駐車場の一角に屋外電源があったのでそこに大きな段ボールを置いて、中に小さな段ボールを入れてふかふかのクッションの上に電気座布団を敷き、さらに薄いウールのショールを被せました。



こちらは大成功!早速誰かが使ってくれました。

確認するとショールに猫の毛がたくさんついています。


庭の方は裏が林で、近所の野良さんたちの通り道になっており、野良さんたちはうちにご飯を食べに来るのは来るのですかいつも背後に警戒しながらです。


やはりそんな場所では安心できないのかもしれません。場所の問題でした。


電気座布団は電気代こそかかるものの湯たんぽに比べるとはるかに手間が楽。


庭側にも電気があればな〜

庭にご飯を食べに来る猫たちにも温かい食事場を提供できるのに。


なんとかして温もりをあげたい!


そこで次に考えたのが電気毛布です。


ビニールハウスを購入して中に電気毛布を敷こう。そして購入したのはこちら💁‍♀️





横長で、背も低く、狭いうちの庭にピッタリサイズウインクレビューにも猫用に使用してますとコメントがあり、それも決め手になりました。


ここに暖房が付いたら完璧なのにな〜


問題は電源!

庭には屋外電源がありません。


そこで考えました。室内の換気扇のダクトを通して庭に延長コードを出せるかもしれない。


早速確認すると果たして成功!




 

そうしてできあがった、暖房付き猫食堂口笛



電気毛布を敷いて、毛布をかけました!

これで完璧ニヤリ




ところがですキョロキョロ 電気毛布は温もりが微妙なんです。コタツならもっと暖かいだろうな〜


そんなこんなで、こたつ、コタツ、こたつ、コタツ…


メルカリで検索して1週間、やっと良さげなコタツヒーターの中古品を見つけ、半額セールだったこともあり、即決!


おかげでお安く購入できましたチュー


今回使用したのは、ニトリのコタツに使われていたもので、中古で購入したのですが…ヒーター単体販売されている、こちら、メトロ電気工業のヒーターです。




ここまで猫ハウスに試行錯誤すること2ヶ月、クリスマスに合わせて集大成の猫コタツが完成しました。





コタツ設置後もお陰様で野良猫さんたちは、相変わらず、よくご飯を食べにきてくれています。


果たしてこたつの中で温もりに包まれて食事を楽しんだり、休憩したりしてくれているのか、はたまた、暗くて閉鎖的なコタツにビクビクしながら食事しているのか、真相は分かりませんが、私としてはこれ以上ないやり切った感で満たされています❣️