イケメン親子息子パセリは去年3月からうちに通う。父親シロちゃんは去年12月から時々姿を見せていたのですが、今年2月からは毎日来ています。


最近2人が揃ってご飯を食べにきます。

いつもパセリが鳴いて私を呼びます。



こんな光景が見られるなんて思ってもいませんでした。



シロちゃんもパセリもよく食べるので気持ちいいです。シロちゃんはカリカリより柔らかいフードが好きなので買いためたパウチはすごい勢いでなくなります。パセリはなんでもよく食べるのですが、シロちゃんのご飯の方がおいしそうだと見ると横取りしそうなので、2人とも同じようにあげます。病気や怪我なく元気なのがありがたいです。


パセリとシロちゃん、2人が食後にくつろいでいるのは、私が最近作った枕木のデッキ。作ってすぐこんなふうな光景が見れるなんて、使った甲斐があります。狭い庭で人1人がやっと通れる場所でも猫さんたちには程よいスペースなのでしょう。


ちょうど向かいの学校敷地の桜が満開で、お花見でもしているのでしょうか。裏の林とうちの境界に自生するアケビは年々大きくなり、とうとう2階のベランダにはったフェンスも埋め尽くそうとしています。




寒さが緩み、気温が上がり一気にアケビとサクラが同時に満開となりました。


サクラのピンクを背景に、アケビの葉の黄色がかった若葉色と、小さな袋が綻ぶように弾け愛らしい形状をしたアケビの花が視界いっぱいに溢れ、かわいい世界を作り出しています。一日中見ていても飽きません。




パセリとシロちゃんのくつろぐこの枕木の下のスペースですが、枕木デッキを作ろうと思った当初から猫ハウスとセットで考えていました。


あまり大きくないサイズのちょうど良さそうなニ個セット、今回はあまり悩むことなく即購入しました。




今年の冬はもう終わりましたが、これから梅雨も来ますので、雨が凌げるように。使ってくれるか分かりませんが、親子で仲良く同じ場所で休んでくれるといいなと思っています。



最近は、ジャンくん、カオナシ、ドンちゃんがすっかりご無沙汰です。


パセリとシロちゃんがいるからでしょうか。お腹を空かせていないか心配です。


シソちゃんは1人で朝に来たり来なかったりです。


シソちゃんは私が気づくまで待ってくれています。そして食べ終わるとすぐいなくなります。おとなしくて、とても可愛い女の子です。


シロちゃんもすっかり私に気を許してくれました。今では近づいて来て挨拶もしてくれます。今日初めてリビングに上がり、家の内覧もしましたよ。シロちゃんは、私が庭で作業をしてるとそばで観察していることもよくあります。

いつもどこかでシロちゃんに見られてる感じがするのですよ。

だからいつもいるシロちゃんがいないと変な感じがするくらいです。


今日は昼も夜もパセリが来て私を呼びます。ごはんはたくさんあげてるのにそれでも私を呼ぶときには、お腹が空いてご飯を食べたいのではなく、なんというか、もっと違う理由な気がします。夫に言わせると、愛情欠乏症じゃないかと。


どうしてあげたらいいのでしょうか?


家にいるアニャとは一緒に遊んだり、ハグしたり、スキンシップがとれますが、外猫さんとのスキンシップは難しい。触ると嫌がるので、どうしたら良いのかわかりません。


せめてご飯をあげることしかできませんが、鳴くたびにあげていると食べ過ぎて病気にならないかな?


今は早くハウスを作ってあげたくて、できあがりがたのしみです。



雨風雪に見舞われた怒涛の3月の最終日は夏のような暑さとなりました。東京では28度を超えたところもあり、急に暖かくなってびっくりです。天気というのは本当にコロコロとよく変わるものです。


この間、春夏に向け、ねこ食堂の新装開店を目論んで着々と準備を進めていたのですが、昨日今日の晴天の土日をめいいっぱい活用して枕木へ保護塗料の二度塗りが終わりました。


穴だらけの古い枕木は内心、腐食が心配で、念入りに穴の中もほじくって、本来の私は虫を殺さない主義なので不本意なのですが、殺虫剤を穴に中に向けて思い切りたくさん噴射しました。


中からアリさんたちが慌てて出てきました。ごめんなさい。


外猫さんたちが日向ぼっこできるような縁側仕様のねこ食堂を妄想しながら枕木をうんこらしょ、どっこいしょと設置しました。


激しい肉体労働のおかげで昨日は久しぶりの寝落ちと爆睡でした。今日もまた枕木の配置換えをしたり、レンガで小道を作ったりして、とうとう腰に来てしまいました。腰が伸ばせないくらい痛くて、買い物に行くも、腰が伸ばせず、ちょっと情けない。夜になってヤクルトを飲もうと思うものの蓋が開けられないくらい指にも力が入らず、母に開けてもらいました。夕飯を食べてすぐ横になって4時間くらいまた爆睡。


たまには体を動かすのも良いものです。きっとこのブログを書きながらまた寝落ちするかもしれません。


今日は私が庭でえっちらおっちらやってると時々シロちゃんが丸い目で少し離れたところから私のことを不思議そうに見ています。


シロちゃんのことずっと女の子だと思っていました。女の子というか、他の猫に優しいおばさん猫。大きなお尻でうっちらおっちら歩く姿も親近感を覚えてしまう。


シロちゃんの右耳にカットがあるのですが、日本ではオスは右耳にかっとする?とするとシロちゃんは男の子、もとい、おじさん猫?優しいおじさん猫なのか?


かと思いきや、メスでも右耳カットすることもある?オスメスどっちなのか悩ましいです。


シロちゃんとパセリちゃん、2匹は仲良しです。



パセリは2月の初めに姿を見せて以来、3月11日まで40日間姿を見せませんでしたが、それから19日後の昨日、またひょいと現れてかわいい声でご飯をねだりました。枕木やレンガが散らかっている庭に入ってきて怪我をしてはいけないので急いで片付けてご飯を出してあげました。


そこにシロちゃんも現れ2匹は鼻チョン挨拶していました。パセリはそそくさとご飯を食べていなくなりましたが、今朝はまたやってきました。久しぶりにリビングに入ってご飯を食べました。うれしかった。



次はカオナシという名前の猫さんのこと。

とても臆病で私を見ると大慌てで逃げ去るのでお尻しか見たことがなくてカオナシ。そのカオナシもやっと、謎のベールを剥がして顔を現しました。



カオナシはこんな顔だったのね。ズームのせい?照度不足のせい?それとも… 瞳孔が真っ黒すぎてちょっと怖い顔に写りました。やっと顔を見れたことが嬉しくて、さっそく遠地にいる夫と息子にラインでこの写真を送りました。


ん、なんかに似てるぞ…快傑ゾロや!


というわけで、カオナシはゾロくん(もし女の子ならジャムちゃん)にしようということになりました。


そしてもう1匹、最近何度か見かけているのがジャンくんです。勝手に男の子にしています、、



ジャンくんが初めてうちに来たのは3月15日でした。お尻の脇を大きく怪我していましたから、勝手にオス同士の喧嘩による噛み傷だと思いました。耳カットもないので、病院に連れて行って治療してもらいたくて、捕獲を何度か試みました。


2度ほど捕獲器の餌だけがなくなっていたことで捕獲を諦めていたある日の朝、ジャンくんがリビングの窓から中を覗き込んでいました。


お、ジャンくんを捕まえるチャンス!

リビングの窓を開けて待っていると、躊躇している様子です。そこへ何も知らない母がやってきて話しかけてしまったのでジャンくんは慌てて逃げてしまいました。


その後もねこ食堂に入ってご飯を食べている隙に片方の入口のジッパーを閉じてもう片方の入り口にねこ用カバンを置いて捕まえようとしたのですが、ジャンくんはびっくりして逃げていってしまいました。


かえって警戒心を強める結果になってしまって、安心してご飯を食べられるねこ食堂に徹しようと、それ以来、捕獲器は物置にしまうことにしました。


そのジャンくんが今朝やってきて外に置いたカリカリを食べていました。


カリカリの横に缶詰のかつおホタテ貝柱の上等な缶詰を出してあげると食べてくれましたが、またしてもうちのアニャがジャンくんを見て興奮して、リビングの窓から威嚇したのでジャンくんはろくに食べもせずに逃げて去ってしまいました。


お尻の傷は、前は赤身が見えていたのですが今日は赤身が見えなくなっていました。

でも毛は相変わらずボサボサで痩せている。たくさん栄養のあるものを食べてほしいな。


そして次はドンちゃん。

2023年12月26日、初めてドンちゃんを見た日の写真です。ふっくらとしててボスの風格、目からはカリスマを放っていました。


そんなドンちゃんはパセリと同じ時期、2月初めから姿を見せなくなりました。そして再び姿を現した2月15日には耳カットされていました。それを見た時、正直私は良かった〜と思いました。




ドンちゃんがトラブルメーカーになっていると勝手に想像していたからです。見た目で決めつけてはいけないのですが、一度、パセリを追いかけるドンちゃんを見たことがあります。パセリがうちに来なくなったのはドンちゃんのせいだと思っていました。


だからそのドンちゃんが手術を受けたので、以前よりは他の猫と穏やかに共生してくれるかもしれないと思ったのです。


手術のせいか、カリスマも消えて少し元気がなさそうでした。

そしてまた3月27日のドンちゃんはさらに頬がこけているように見えました。



同じ猫さんとは思えないくらいです。ドンちゃん大丈夫かな。もともとうちに来てご飯を食べることはあまりなくて、時々チュールをあげていたくらいです。どこかでご飯をもらっていると思っていますが、やつれた様子で心配です。


そして最後はシソちゃんです。


シソちゃんはいつもおとなしい印象です。怖がりなのかと思いきや、リビングに上がってきたこともあります。シロちゃんとも仲良しです。


うちに来る外猫さんは、上で紹介したパセリ、シロちゃん、シソちゃん、ドンちゃんの4匹が常連さん、そしてまだ常連未満のジャンくん、カオナシの合わせて6匹です。


常連の猫さんは私を見ても逃げません。触らせてはくれないけれど私のことはある程度信用しています。今、毎日来てるのはシロちゃんだけです。


またみんなふらっと現れるでしょう。そしたら美味しいものをたくさん食べさせてあげる。それが私にできる精一杯のことです。


パセリが姿を見せなくなったこと、年老いた母の世話、自身の歯痛で眠れない日々が続いていたある日、息子からこんな言葉をもらいました。


猫も猫の人生があって母さんのとこに寄り道するだけなんだよきっと


いいところに寄り道できて幸せだよ猫も

だからといってうちの猫になるわけじゃないし

母さんもできることをしてあげてるわけだから、過度な心配は必要ないよ


おばあちゃんも自然に沿って生きてるわけだから、母さんが心を悩ます余地は本来無いと思う


みんな母さんに感謝してると思うし、してあげられることをし続けるのが母さん自身の心にもいいんじゃないんかな

それでも無理はしなくていい


母さん自身もやりたいことをしないと




私のやりたいこと

外猫さんの世話や、庭仕事や、楽器の練習や、時々の友人とのおしゃべりや料理、ブログやSNSに日々のことを綴ること


フルタイムの仕事をやめて4年の月日が流れました。在宅のお仕事も始めたり、やりたいことも色々やって。すぐに何かが変わるとかなくても毎日少しずつの積み重ねがあって、少しずつ何かが変わっていきます。


時間の過ぎるのは振り返ると早いものです。高齢の親の世話はこれからますます大変になることでしょう。外猫さんにもそれぞれの物語があり、私も母もそれぞれの物語を日々紡いでいくだけです。
















午前は雨も降らないそうなので、今日は枕木の塗装をしました。古い枕木を安心して長く使うためには必須です。


防腐・防虫効果のある「キシラデコール」、ニスのように塗膜を表面に作るのと違い、内部に浸透するもので、いわゆるステインです。そのステインの中でも代表格とも言える商品だそうです。




日本の文化財や公共施設での採用率が最も高いと謳われている塗料です。古き良きものを大切に長く使う日本の文化を下支えしてきた塗料とも言えます。その分、お値段としては中古枕木7本分よりも高くつきました。


乾いた枕木に刷毛で塗った途端にシュワシュワシュワーっと内部に吸い込まれるように染み込みます。

表面塗装が目的のペンキとはやはり違います。木の内部の細胞組織に染み込むんですね。

今日は枕木2本だけ塗りましたが、今日の様子からすると、4リットル缶は一回塗りで使い尽くしそうな気がします。

色名称はパリサンダ、和名では紫檀のことだそうです。最もスタンダードな色だと思ってこちらにしました。

ちなみに「キシラデコール」はドイツの工業規格で「カビ、木材朽菌及び木材害虫から建物の木造部分を保護する」と 認定され、ドイツ連邦政府から製造許可されている製品とのことです。


一回塗りでは効果がないとのこと、もう一缶購入となるとためらわれます。

塗る作業ってとても楽しいです。刷毛でシャッシャッと塗るたびに木が喜んでるような気すらするんです。


⚠️注意 その一
缶から別の容器に移し替えるときにかなり尻漏りします!

勢いよくドボドボと尻漏りはほんとにもったいない。

ガレージのコンクリートにこぼれたので、茶色いシミがつきました。養生しておかなかった自分が悪いのですが。すぐに台所用漂白剤をかけてタワシで擦って水で流すとうっすらと後は残りましたが、結構消すことができホッ。

こういう時は検索ですね。ネットで調べると灯油用のポンプを使うとこぼさず移し替えできる、とのこと。以前使ってたのがあったので物置から引っ張り出してきました。捨てずにこんなふうに役立ってくれて嬉しい。


灯油ポンプは、トイレ掃除する時、便器内の水を抜くのにも便利です。いつか使うかもと捨てずに置いておいたのが意外なところで用途があるものですね。


⚠️注意 その二

塗料の入っている缶の蓋の開け方は初めてだと難しいです。


⚠️注意 その三

塗料の混ぜ方は大切です。


この二つは製造元のホームページで動画で教えてくれています。ネットが使えない人はどうするのかしらとも思いますが、とにかく分からないことがあるときは調べましょう。


駆け出しDIYerは、いかに良い情報にたどり着けるかが成否を分かつという感があります。

失敗は成功のもと、という格言もありますが、現代社会はノウハウ情報が溢れかえっています。失敗をしたくなければ事前に下調べは必須です。わざわざ失敗する必要もありませんしね。


枕木の表面についた汚れを硬い金タワシで削り落とします。


結構硬いタワシなので木屑もたくさん出ました。

養生なしでも丁寧に塗れば下にこぼれることなく塗れました。


2時間ほどかけてゆっくり塗り進めました。途中、枕木に開いた穴からクモが驚いて飛び出してきたり、何かの幼虫がこぼれ落ちてきたり、木を住処としていた虫さんたちには申し訳ない気もしました。


壁に立てかける際は、壁に色がつかないよう、ダンボールを挟みました。



匂いは一般のペンキのような匂いかな。



仕上がりは…いかにもお寺っぽい感じではありませんか?私的には大満足です。


こちらの写真さんまだ塗装前の5本を庭に並べたものですが、比較するとだいぶん色が濃くなったことが分かります。



続きは次のお天気の良い日までお預けです。


野良猫さんたちがこの古い枕木の上で日向ぼっこする姿が早く見られるといいなあ。