よく晴れ渡った七夕の朝方。
久しぶりに、懐かしい人が夢に現れた。
夢の中で、わたしたちはおだやかに話をしていた。
ビールを片手に。
あなたは
『結婚したんよ。』とわたしに笑って言った。
夢のなかの私は、とても動揺して、
だけど心からの笑顔で『おめでとう』って言ってた。
そこで、目が醒めた。
動揺した気持ちのまま。
今年の七夕は、せっかく晴れていたのに
願い事は、しませんでした。
願い事がなかったわけじゃありません。
むしろ、つよく願うことはあったのに
願い事はしませんでした。
都合のよい時だけ、存在させる神様に祈ることは
なんだかとてもずるい気がして。