



前回、ここまで分解されたバトルマスター、今回はグリップ編です。

このグリップ、見れば判りますよね、M4系のグリップですが、M4の先代になるフィンガーチャンネルのないM16系グリップです。
バトルマスターが発売されていた頃はまだM4はありませんでした、アブダビ・カービン(モデル727)が出始め、コレがXM4カービンとして制定されたのが1986年でした。

ネジを緩めてグリップを取り外します、ネジは太い木ネジで、きつく締められていて、初めは外れないんじゃないかと思いましたが、何とか外せました。
前回書きましたが、バトルマスターは削り出しや複製パーツなど、量産には向かないパーツで出来ています、グリップもウレタンの複製品かと思ったらフラッシュハイダーと同じで金型で作られた量産品でした、ただし、樹脂製ですがね。

内側を見ると特徴的なU字型のリブが2本あります、因みに実銃のグリップにはありません。
グリップとフラッシュハイダーは他のパーツに比べると金型で作られ手間が掛かっているのがわかります。
ではこれはJACが作ったのかというと「否」です、この2点は流用パーツだったんです、実銃のパーツなはずはありません、そうすると当時販売されていたモデルガンのパーツであることが予想されます。
フラッシュハイダーの成形具合を見て私はMGCではないかと推測を立てました、この当時MGCではプラ製のM16A1のモデルガンを販売していました。
以前はこのモデルガンを持っていましたが、今は手元に在りません、そこで友人のうさまるさんに聞いたところ、お持ちとの事で、射撃大会があったのでバトルマスターを持参して比べてみました。
予想通りグリップは特長的な2本のリブが一致しました、ハイダーはカスタム品になっていて比べられませんでしたが、この2点はMGCのM16A1モデルガンのパーツと見て間違いないと思います。
でも部品のパーツ請求で買ったとは思えません、推測ですが、ある程度の数をまとめてMGCから購入したのではないでしようか?
複雑な形のフラッシュハイダーや強度の要るグリップは既製品があればそれに越した事はありません、JACのバトルマスターの次回作、スターリングのストックもやはりMGCのスターリングSMGのパーツが使われています、コレもスチールのプレスパーツですからJACがゼロから作ったら相当なコストになります。
そう考えると当時、JACとMGCは何かしら繋がりがあったのかもしれません。