はい、当ブログ恒例、忘れた頃にやって来るマカロフネタです。

今回は今年の5月に発売されたKSCマカロフPMGです、最近KSCがよくやる実銃用グリップ取り付けましたバージョンですね、イスラエルの銃器アクセサリーメーカーFABディフェンス社(FAB-Defense)のマカロフ用ポリマーグリップPMGを付けたバリエーションになります。

このグリップ、人間工学に基づいて作られ握り易さが向上しているのとビーバーテイルにすることでスライドが手に当たらないようなっています、更に一番の売りは操作し辛いグリップエンドにあるマガジンキャッチをグリップ側面のレバーで操作できるようにした事です。

KSCの謳い文句では「操作系のアップデートに合わせてトリガーガードも後期タイプに変更」とありますが、フレームの刻印は従来製品とおなじ製造年が1975年の刻印のままで、相変わらず口だけは達者で肝心な所が抜けています、レーザー刻印なら変更は簡単な筈ですが、もしかして在庫整理ですか?
そしてその後期型のトリガーガードですが、形状的に「落第」です、従来品でも形状の違いを以前取り上げましたが、せっかく作り直した後期タイプも微妙に形状(主に角度ですが)が違います、トリガーガードの底面が平行に近くなってますが、もっと前上がりのラインになります、更に普通トリガーガードの断面は内側と外側にふくらみがありますが、これはなぜか直線で作られていて、お蔭で中指の第二間接辺りがトリガーガードの角に当たり痛いんですよね、とてもこのトリガーガード、KSCが作ったモノには見えないお粗末な出来です、これが今の実力なんでしょうか?
KSCが真摯な物造りをしなくなってどんだけ経つでしょう、思えば当ブログで始めて紹介して検証したM1911A1コマーシャルミリタリーからではないでしょうか、いつの間にかネット上では「KSCの1stロットは買うな」とか言われ、多発したCz75のスライド割れをカスタマーセンターが「これは仕様です」と暴言を吐き炎上したり、マカロフもやはり1stロットは欠陥騒ぎで部品交換に追われました。
とても物造りのメーカーに見えないのは私だけでしょうか?

グリップに話を戻しましょう、グリップ側面のレバーで操作できるマガジンキャッチですが、機構は簡単です、グリップ側面にある丸い金属パーツの所を支点にしてテコの原理で下のマガジンキャッチを動かしているんです、写真でマガジンキャッチに入り込んだレバーが分かるでしょうか?

そして握り易くしたグリップですが、正直私にはイマイチでした、手の大きい欧米人ならオリジナルより握り易いでしょうが手の小さな私ではグリップが膨らみ過ぎていて、オリジナルの方が握りやすかったですね。
そして気になるグリップの中身ですが、メーカーの注意書きでは「無理に分解すると破損します」と書かれていて、グリップ部は分解不可だそうです、「押すなよ、絶対押すなよ!」と言われたら押すのがお約束じゃないですかW
と言う事で次回はグリップ分解編です、無理に分解しなきゃいいわけです。