以前一度書いた事があるんですが、せっかくなので…
俺は30歳の時に就職しました
武蔵境にある印刷工場、朝からボールペンに文字を機械を使って何千、何万本も印刷します
全く変わらない同じ動作で睡魔との戦いです
当時DOPESのVo啓介さんとcavallino'66と言う5人編成のバンドをやっていまして
揃いも揃って全員、大酒飲みとあってリハーサル前から飲み、夜中の3時まで飲む日は朝起きることが不可能で決まって寝坊…
わずか2カ月ちょっとでクビ(汗)
その工場で出会ったのが大内さん
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社員の方にウチにもミュージシャンいるよと聞いていたんですが、工場を見渡すかぎりそれっぽい人はいません
どの人ですか?と聞くと大内さんに指をさす
え?あの人が?(汗)
話を聞くとカントリーブルースが好きだと
普段はあんまり話さないんですが酒が入ると急に凄く陽気になって喋りまくります 
初めてライブを見に行った時はびっくりしましたね素晴らし過ぎて
カントリーブルースを大分の地元の言葉で歌うんですが強烈になまってるんですよ
そのイントネーションがカントリーブルースと絶妙にマッチしてまして
唯一無二ってこういう事だろうと思わせて頂きました
その後、吾妻光良さんがレコーディングエンジニアを務めファーストアルバムをリリース
日本のブルース界で知らない人は今居ないんじゃないかと思います
コージー大内さんの短いドキュメンタリー映像がありますので、もし良かったら見て下さい
魅力が凝縮されてます
前編
後編
12年の月日を経て今回初めて一緒にライブ出来ることを嬉しく思います
 
追伸
クビになった印刷工場の映像も入ってます(笑)