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いつも☆いっしょ

コウキ(2009年1月生まれ)は生後4ヵ月の時にDravet症候群という難治性てんかんを発症しました。
2018年10月にVNS(迷走神経刺激装置)植込術を受けるも、バシッと効いてる感も無く、これという薬にも出会えず、未だに月1回は重積。

コウキ、現在小学校5年生。

小学校3年生になったくらいから進学先をずーっと考えています。
中学校のこと。義務教育終了後のこと。
障害児のための進学勉強会に参加したり、地域の中学校へ見学に行ったり。

中学校と高校(または支援学校高等部)は、ある程度はセットで考えなければならないから大変です。
その先(就職)まで考えるといよいよパンクしてしまうのですが、そこも頭の片隅に置きながら考えなくてはいけません。

なぜそんなに悩まなければならないのか・・・
それは、うちの県の特別支援教育が遅れているからです。

特別支援学校は情緒障害に相応するものが無いため、いわゆるグレーゾーンの子たちは義務教育が終わった後の進学先を見つけるのがとても難しいのです。

療育手帳の交付対象にはなれない情緒障害のお子さんたちは、知的障害の支援学校に医師の意見書をもらって入学する場合も多いようです。
高校への進学が可能な学力を持ち合わせていたとしても、支援が無ければ高校生活を送ることが難しいという理由で知的の特別支援学校を選択されるのです。

他府県においては、通常の高校に情緒障害の入学枠を設けている自治体もあるようです。今、仲良くしている特支の仲間で我が県の特別支援教育に限界を感じて、中学進学時に他府県へ引っ越す計画をしている人もいるほどです。


我が市の場合、小学校の特別支援学級に在籍している場合の進路はおおよそこんな感じになります。


 

さて、コウキ。
中学校は今のところ地域の中学校の特別支援学級の予定です。

現在の学習内容は、国語に関しては1学年下の4年生の教科書を使用していますが(漢字は学年相応=5年生のもの)、他の教科は5年生のカリキュラムをこなしています。理解度は低めですが、なんとか履修しています。

こういう状況なので特別支援学校(知的)は今のところは選択肢には無いです。
そして図を見てもらうと一目瞭然ですが、中学から支援学校を選ぶと必然的に高校も支援学校高等部ということになります。

将来的にどうなるかは分かりませんが、現段階でコウキの将来の選択肢を減らすようなことはできません。なるべく多くの選択肢を残しておくためにも地域の中学校へ通わせようと考えています。


そして我が市には「隣接校・行政区域内校選択制」という制度があります。小学校区を越えて中学校を選択ができる制度で、うちのお兄ちゃんたちは小学校区の中学校以外にも4校を候補に考えることができました(結局、制度は使わず小学校区の中学校に進学)。

ところがコウキにはこの制度は使えません。なぜなら特別支援学級の子は対象にならず、小学校区に属する中学校へ必ず進学しなければならないのです。

特別支援学級は、個人の特性や能力に合わせたカリキュラムを設定して学習をする場なので、どこの中学校にしたからと差が出るものではないから、というのが教育委員会の主張です。

現在、小学校では↑こんな感じです。同じ学年でもやっていることや進度はバラバラ。
いろんな学年の子も混在する教室で、先生方が分担して教えて回っている、まるで個別指導塾のような。おかげで学力は順調に伸びてきました。

本来の特別支援学級は↑こんな感じなのです。
ところが地域の中学校へ初めて見学に行ったのは1年前(コウキ4年生の頃)で、そして先月も見学に行ったのですが、実態は恐ろしくかけ離れていました。

出来るものなら「隣接校・行政区域内校選択制」を利用して、他の中学校へ逃避行したい・・・。

地元中学校のあり得ない実態はまた別の機会に。