Transatlantic
大晦日に届いた盤を
グルグルグルグル
かけ続けている
不勉強にしてこのChris Potterというひとの作品を買ったのは初めてで
DR Big Bandなるバンドについては
Zawinulと一緒にやっていたバンド
と別物だと調べるまで気づかなかったし
それなのに何故買ったのかと云うと
そりゃもうこのジャケなわけだけど
そのジャケに行き着いた経緯は
寒くなると聴きたくなるECMあたりで何かないかと
ちょうどMichael Breckerを聴きまくってたこともあり
サキスフォンあたりで誰かいないかと
探していたら
こんなジャケ
が出てきちゃって
これは良いかなとも思ったのだけれど
ECMというレーベル
どうもこう
基本的には嫌いじゃないんだけども
どこか微妙に逸れていく感が拭えずに
いつも新譜を買うに至らないという
僕の中のウインダムヒルみたいな感じがありまして
何枚も聴いてるけれども
初見が微妙に逸れていくと嫌だなということで
これが実に不思議な
数学的というか何というか
割り切れない和声がとにかく緻密に展開されていくのだけれども
それでいて息苦しさがないというか
とてもクールだけども頭脳的過ぎない
そのあたりがこんなにループして聴いている理由なんでしょうが
僕の周りでは
JazzはもはやBGMだという批判もあるわけなんですが
こういうのに出会ってしまうと
そうとも言い切れない幸せがあって良かったなあと