音楽遍歴/小泉純一郎[2008] | くらんけの音楽漂流記

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音楽はたべものだ。

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小泉 純一郎

日本経済新聞出版社 2008-05-09
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何が日経プレミアムシリーズか。おちょくった商売しやがって。
自称経済新聞社め。

希代の音楽オタクの元総理大臣、という美味しいタレントをせっかく使ってるんだから、
もうちょっとボリュームの濃いものにして欲しかった。
200ページくらいあって、ページ数の三分の二ですよ。本文。あとは解説ね。
しかも本文はやたら行数が緩くって、解説は2段組みになったりとかしてて、かつかつなの。
さらに本文、小泉さん「書いて」ないでしょ。これね。当然か。
これ、誰がターゲットなのかなあ。

いや、このひと音楽詳しいですよ。詳しいっていうか、好きなんでしょうね。
しかも政治家だけあって勉強好きなので、そういう意味では遍歴は結構漂流してて楽しいんですが、
いかんせん、薄いんですよ。ボリュームが。
ここまで詳しいんだったら、もっと厚いものを読んでみたかったってのが感想です。
結構俺のブルースが入ってたりするし。

政治家として、総理大臣としての小泉という人がどうだ、という議論はしませんが、
ひとつ言えるのは、要らないものを捨てて、
言い切るのが凄く巧い人(レトリックじゃないですよ)だなあということ。
この本を読んでいても感じましたが。鮮やかね。良くも悪くも。
経営者とかやっても結構良いところ行ったんじゃないのかなあ。

このそぎ落としがこのひとらしさなんだとしたら、分厚いものは無理でしょうけどね。
でも、能動的に音楽を聴くっていう姿勢は、かくあるべしと思いました。