昨年2023年2月8日夜、路上で大動脈解離に倒れ武蔵野赤十字病院へ救急搬送。2月9日深夜0時から緊急大手術、2月10日GICUで麻酔から覚醒。3月退院。その後、5月に胸が腫れる感染性合併症を併発。9月と10月に2回追加手術を受け、現在に至る。1年経過を機に「2023病院日記」と題して備忘録を書きます。
4月の様子
退院直後より少しはマシにはなったものの、自宅での日常生活は大変でした。
たとえば買い物。ネット通販を利用すればいいじゃん!とよく言われましたが、それはそれで結構大変なのです。
理由その1.まず荷物が届いたら玄関まで出て行く・・・きびきびした動きが出来ないので(キビキビさっと動くとクラクラするのでとにかくゆ~っくりしか動けません!また、人前に出る服装もしていない。人様と対面できる状態ではないのです。)
理由その2.届く荷物はたいてい段ボールに入っていますが、その段ボールを開封するのも一苦労なのです。何しろ腕が使えないのですから!・・・腕に力が入らないのですから!
理由その3.そしてその空段ボールを始末することはもっと無理!
生活での不自由は、もっといろいろありましたが、細かく書こうと思ったら、生活すべてが大変だったので、具体的な事ひとつひとつは割愛させて頂きます。m(_ _)m
胸が腫れてる!
5/14(日) なんか胸が変・・・鏡を見たら 胸が腫れてる!
手術で割かれた胸骨はまだまだくっついていないので炎症をおこしているのでしょう、常に軽く腫れてはいたのですが、それとはまったく別に「ポコッ」と胸が腫れているのです!
しかも触ると「痛い!」・・・夢だと良いな、と現実逃避モードで(笑)その日は寝ましたが(日曜日だったし)、翌朝起きてもやっぱり腫れてる!そこで慌てて病院に電話して外来診察の予約を取りました。
医師との再会
5/17(水) 3/29の一か月検診以来の赤十字病院。
この日は、心臓血管外科の外来待合室にある中央治療室というところに呼ばれました。すると、手術を担当して下さった部長以外の医師二名:田崎大先生と櫻井啓暢先生と再会!
懐かしくて思わず「わ~先生方にお会いできたぁ~」とはしゃいでしまいました。(笑) 一か月検診の時は、吉崎智也先生お一人だったので。
この日は血液検査とCT撮影をして、注射器で腫れたところの浸出液を吸い取る処置をしました。
「血液検査の炎症の値はそんな高くないけど、骨がちょっとずれている。重い物持ったりしなかった?」と聞かれました。
う~ん、頑張って生活していたから、もしかしたら持ったかも?…そのちょっとずれた骨のところから菌が繁殖して来たのかもしれない、と言われました。
そんなぁ~~~・・・そんなんなら、頑張るんじゃかなったーーー!!と後悔しても仕方ない。
とにかく処置をして頂いて、その日は帰宅。で、帰宅後も浸出液がにじみ出てきて、ガーゼを何回か取り替えました。でもその分痛みが抜けて行って、楽になりました。
2回目の注射器治療
5/22(月) ここからは田崎先生おひとりの診察
前回治療した所の更に上部が腫れたので、また注射器で浸出液を吸い取って頂き、現状の事と今後の可能性の話をお聞ききしました。菌があるから腫れている、問題はその菌がどこから出てきているのか。骨と皮膚との間であれば腫れて来た部分の浸出液を外に出せば落ち着くはずなわけで。
もし、手術の時に縦に割った胸骨をとめてあるワイヤーからだとしたら、その原因の胸骨ワイヤーを抜去(取り外す)する手術が必要になる。その場合は入院が必要。でももし、その骨の下の身体に入れたステントグラフト(人工血管)だとしたら、ステントグラフト差し替え手術という大動脈解離の時の手術よりも大掛かりな壮大な手術になるので、その場合は日赤病院では手に負えないので、もっと大きい他の病院に行ってもらう事になる、と。
・・・医者は、最悪の話もする必要があるので、それは分かるのですが、さすがにこの前の手術より大掛かりな手術は嫌だー!・・・というのが本音。
ま、そうならないことを祈りつつ帰宅。 次に続く・・・。
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