昨年2023年2月8日夜、路上にて倒れ(正確にはうずくまり)、病院へ救急搬送され、
2月9日深夜0時から8時間に及ぶ大動脈解離の緊急大手術を受け、2月10日にGICUで麻酔から覚醒しました。
それから約1年になります。
その後残念ながら、5月に胸が腫れて来るという感染性合併症(手術などの治療に伴ってある確率で不可避に生じる感染性)を発症してしまい、9月と10月に2回追加手術を受け、現在に至ります。日常生活はだいぶ普通に生活できるようになりました。
この機会に、普通に生活していたら体験できなかった非日常の経験やいろいろと思ったことの覚書を「病院日記」として書いておこうと思います。
まず昨年2月22日一般病棟に移った後、スマホ解禁となり書いた記事がこちら
ここに書いてるように、ホント倒れる前からGICUで目覚めるまでの記憶は未だにありません
まぁ別に思い出したくはないですが、ひとつ困ることが。。。
もし再発した時ってどんな感じですか?と医者に聞くと「痛みが普通じゃないからすぐに分かりますよ。倒れた時を思い出せば分かるよ」っていわれるのですが、記憶がないと比較が出来ないんです。
しかも、どうやら私は「痛い」とは言わなかったみたいで・・・(^^;
では今日は、救急搬送されるまでのことを備忘録として書きます。
そもそも私は記憶がないので、いろいろ聞いた話を総合したものです。
まず仕事に行った三鷹近くにある音楽院を生徒さんと一緒に出て、三鷹駅に向かって歩き出した(らしい)。
会話の途中で私が返事をしなかったので生徒さんが振り向いたら、私がうずくまっていたそうです。
「先生!どうしました?」の呼びかけに「胸が今までに感じたことない変な感じ」と言ったそうです。
その様子を見ていた、道路の向かい側にいた一組のカップルが近寄ってきてくれたそうで、その彼女が119番通報をしてくれたそうです。名も知らない通りすがりのカップルさん、ありがとうございました!m(__)m
更に通りすがりのおじさまが、三鷹駅前に到着した救急車を私の倒れていた場所まで誘導して下さったそうです。
名も知らぬ通りすがりのおじさま、ありがとうございました!m(__)m
救急車には生徒さんも付き添って同行してくれました。
彼女の話によると、終始私の意識ははっきりしていて、救急隊員の方々とも冷静にやりとりをしていたそうです。
病院に着き、受付の方にも、新潟に母がいるので連絡して欲しいと、母の名前と実家の電話番号を伝えたそうです。
そしたら、病院から「お嬢さんがすぐ死ぬかもしれないのですぐ来てください」と電話が行ったそうで(^^;
病院の表現てストレートなんですね。もちろん母はびっくり!寝耳に水ってこういう事でしょうか。
でも母はひとりで東京に出てこれるほど足が丈夫ではありません。
神奈川県に住む親戚に連絡して代理をお願いし、従兄夫妻とそのお嬢さんが駆けつけてくれました。
その前に、その生徒さんが、私が親しくして頂いている近所にお住いのご夫妻に連絡を入れてくれて、
そのご夫妻とご長男さんがすぐに駆けつけて下さいました。
そんなこんなで、この一分一秒を争う事態において、2月9日深夜0時に手術を開始することが出来ました。
この場をお借りして、関わって下さった皆様に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました!!m(__)m
2023病院日記(2) へ続く…
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