子育てパパママ、若者も必見!?「子育て・健康」丸わかり一大イベント!!
こんにちは、はるぴです。
1月11日に開催された「みんなで子育てフェスタ&健康フォーラム」へ行ってきました!
みなさんは「子育て、健康のイベント」と聞いてどう感じますか?自分には関係ない、と思ってしまう人も多いのではないでしょうか。実際に参加してみると、新たな発見がたくさんありました!この記事を読んで少しでも“自分ごと”として考えるきっかけになれば嬉しいです!みょんところちゃんと参加してきました。
子育ても健康づくりも楽しくなる!コンテンツ盛りだくさん
会場には、子育て・健康について楽しく学べるブースがたくさんありました!お客さんは子育て世代のパパママから、学生、シニアの方などさまざまでとても活気に溢れていました。
会場には郡和子市長も駆けつけ、
「仙台では、社会全体で子育てを応援するという機運を盛り上げ、そして健康寿命を伸ばして多くの方々が生き生きと輝いて活動できるよう、さまざまな取り組みを進めております。このイベントを通して、子育て世代、働き世代、ご高齢の皆さま、みんなで楽しみながら子育てや健康について考え、応援していただくきっかけになればありがたいと思っております。」
と、子育てと健康づくりへの取り組みについてお話してくださいました。
男女で知識を深めよう!体にまつわる検査やワクチンのこと
乳房触診モデル体験や乳がんに関するクイズなど体験しながら学べるコーナーがありました!
宮城県対がん協会のスタッフの方にお話を伺いました。
みょん:ピンクリボンとはなんですか?
スタッフ:乳がんの早期発見・早期治療の大切さを伝える世界共通のシンボルマークです。このブースは「ピンクリボン仙台推進委員会」としてピンクリボンの理念に賛同した企業・団体が集まっています。わたしたちは宮城県対がん協会という団体なのですが、他にも乳がんを放射線で検査する臨床検査技師さんなど色々な団体の方がいらっしゃっています。
みょん:このブースでは何を行われているんですか?
スタッフ:子育てイベントということで、お母さんたちに乳がんの検査受けてくださいね、という啓発活動をしております。また、ハンドマッサージやフェイスペイントもやっています。
みょん:男性の方も結構いらっしゃいますよね?
スタッフ:そうですね。やはり女性だけじゃなく、男性も知識を持つことは大事ですね。男性がパートナーの乳がんに気づく可能性もありますし、子宮頸がんはウイルスの感染が原因となるので、男性の方にも考えて頂きたいです。
みょん:例えばマッサージなどでがん予防ってできるんですか?
スタッフ:残念ながら乳がん予防にマッサージは効かないんです。大事なのは生活習慣や、がん検診へ行くことです。しこりがあったらすぐに病院へ行っていただきたいです。
乳がんは早期発見が非常に重要です。ぜひ定期的な検診を忘れずに。自分の身体を大切にしていきましょう。
たくさんの物語を乗せてあなたの街へ!移動図書館「わかくさ号」
仙台市図書館の移動図書館「わかくさ号」が来ていました!移動図書館では出張する地域やイベントターゲットや年齢層に合わせて並べる本を変えるなど、その地域の人のニーズに合わせて工夫しているそうです。車の中に本がびっしり…不思議な光景でした
健康状態をチェック
AGEsセンサーって知ってる?
明治安田生命保険相互会社 仙台支社さんのブースで、血管年齢や野菜摂取量の測定、AGEsセンサーなど、健康チェックをしてもらいました!
私はAGEsセンサーを、ころちゃんが血管年齢と野菜摂取量を測定してもらいました。
ところでAGEsって何か分かりますか?聞いたことがない方も多いですよね。
AGEsとは:食事などで過剰に摂取した糖と体のタンパク質が結びついて生成される物質で、加齢現象や健康に関わるとされているものです。
つまり、甘いものを摂りすぎるとAGEsは増加してしまうということですね…。
では私の測定結果をお見せしたいと思います。
なんと、最低ランクの「E」で、同年代の中でも100人中98位と悲しい結果でした…
確かに最近ジュースを飲みすぎていたかもと、反省しました。ジュース好きのあなたも要注意です。
診断書の裏には改善方法も書いてあったので試してみてください!
続いてはころちゃんの血管年齢と野菜摂取量を見てみましょう!
血管年齢は実年齢プラス1歳、野菜摂取量は目標量を超えているそうです!なんて健康的なんでしょう…!
実はどの検査も指先を機械にいれるだけで測定できてしまうんです!みなさんも機会があればやってみてくださいね。
食事は元気の基本!減塩食って知ってる?
広南病院で管理栄養士をされている五十嵐裕子さんの減塩に関するお話を聞いてきました。このセミナーで学んだことをご紹介します!
◯若者でも脳卒中になる危険が!?
五十嵐さんによると、ここ10年くらいで若い方が脳卒中で倒れて運ばれてくるケースが増えているそうです。社会的に見ても50歳未満の脳梗塞の人は増加しているとのことです。
◯原因は食生活にあり?
若年層の脳卒中は食生活などの生活習慣と関係があるんじゃないかと考えられているそうです。食事は毎日、生涯にわたって行うもので、食生活が健康に関わるということは、みんなが分かってるはず…。それでも、「自分は大丈夫」と楽観的に考えてしまう人も多いのではないでしょうか?
◯宮城県民は塩を摂りすぎ!
脳卒中の最大の原因は高血圧です。高血圧にならないためには食生活の中でも“塩分”に気をつけなければいけません。しかし、なんと宮城県民の塩分摂取量は全国平均と比べて多いそうです…。例えばラーメンの汁まで飲みきっている人はいませんか?ラーメンを汁ごと食べると、その一杯で1日の適切な塩分摂取量を越えてしまいます!私も気づいたときにはラーメンの器の底が見えていることがあるので気をつけたいと思います。
◯“カリウム”を意識してみよう
塩分を摂りすぎているなという自覚がある人に食べてもらいものは「野菜・海藻・果物」です!これらにはカリウムという成分が含まれており、塩の成分を外へ出してくれる役割があるそうです。
◯食習慣が子どもの未来を作る
小さい頃から習慣になっている食生活を大人になってから変えるというのは難しいですよね。つまり、子どもの頃の食習慣が将来の健康、未来を左右するというわけです。
脳卒中は本当に怖い病気で、話せなくなってしまったり、歩けなくなってしまったりと後遺症が残ることもあり、それまでの生活が一瞬で崩れてしまいます。
これを機に、0.1gでも塩を減らせるように食生活を見直してみましょう!
減塩をテーマに活動していた大学生の食育プロジェクトのブースでは、このようなチラシを配布していました。減塩商品を使って手軽に減塩する方法もあるということですので、参考にしてみてくださいね。
みんなで歩いて心もからだも健康になろう!
東北大学の寳澤篤先生の健康づくり講演を聞いてきました。
仙台市の健康寿命と平均寿命は男女ともに全国平均より高いのだそう!ちなみに健康寿命というのは介護などの支えなしに自立して生きられる寿命のことです。
寿命が全国より長いなら、とても健康じゃん!と思う人がいるかもしれません。ただ、先程の塩分の話を覚えていますか?なんと仙台市のメタボリックシンドロームの人の割合は政令指定都市の中でもワーストレベルに高いそうです…。宮城県はしょっぱくて美味しいものが多いのでしょうか?
仙台市民の歩く歩数が減ってきていることがメタボの割合が高い原因の一つとしてあげられると寳澤先生はおっしゃいます。実際の歩数を見てみると、平成21年頃は一日あたりの歩数が5,000歩を超えていましたが、最近の調査では約4,500歩と減ってきているそうです。
仙台市では、そんな課題を解決するためにウォーキングイベントなどを開催しているそうです。そうしたイベント情報を得られるウェブサイトもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね!
・アルークワーク仙台
仙台市の健康に関する情報はもちろん、お出かけ情報からスポーツイベント情報まで、身体を動かすことにつながる情報もまとめて発信されています。せんだい健康づくり推進会議ワーキングメンバー等が開催した実際のイベントの様子も、こちらから見ることができます!
・仙台市新港クリーンアップ・ウォーク
2024年7月13日に開催された仙台新港の海岸ごみ清掃を兼ねた健康ウォーキングイベントの活動レポートです。
オリジナルTシャツを身にまとい、晴天の中ビーチを歩いてゴミを拾っていく。心まできれいになるようなイベントだと感じました。
大盛りあがりの子育てイベント
子供たちが体験できる七五三の着物の着付け体験や、ハイハイレースなどもあり、大盛況!
赤ちゃんがハイハイして進んでいく様子がとってもかわいくて癒やされました!
子どもの手形とり体験などもあり、子供たちが一生懸命に手を広げて、手形を押したあとに笑顔になる光景を見てとてもほっこりしました。
イベントを終えての感想
仙台市が行っている健康や子育てに関する取り組みや、それを運営している団体などを知ることができてとても有意義な時間でした。また、正直なところ自分の食生活や健康状態を見て見ぬふりをしていたので、こういった楽しく学べるイベントに参加することで、今一度自分の生活を見直すきっかけになりました。みなさんも自分の生活を振り返って食習慣を見直すきっかけにしてくださいね。
<イベント概要>
「みんなで子育てフェスタ&健康フォーラム」
日時:2025年1月11日(土)10:00〜16:00
会場:仙台国際センター 展示棟(仙台市青葉区青葉山無番地)
Write:はるぴ
Photo :みょん、ころちゃん
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