宮城県で働く学生アルバイトの仕事を見学してきた!【宮城県土木部の新たな取り組み】
みなさんこんにちは!みょんです。
就活を意識し始める学年の皆さんにとって、欠かせないものになりつつある「インターン」。採用試験や面接を受ける前に実際の仕事内容や職場の雰囲気を知ることができる制度としてかなり一般的になっているものですが、実は一般企業だけでなく自治体でもインターンシップ制度が取り入れられていることをご存知ですか?
今回紹介するのは、宮城県土木部が展開するリクルート活動の一つ。
“学生会計年度任用職員(学生アルバイト)”という名称で参加者を募り、「県の技術系公務員の業務に興味・関心があるけど、実際どんな仕事なの?」という疑問を職員の方と一緒に働きながら解決できる内容となっています。
今まさにその制度を活用してお仕事を体験している方々にお話を聞こうと、私たちがやってきたのは「宮城県土木部」。土木部は県内の道路や河川、ダムなどのインフラ設備や公共施設の整備、管理などを行っている部署で、今年で発足から90周年を迎えました。
この日は、土木部職員(技術系公務員―土木・建築・電気・機械分野)の業務に興味・関心を持ち、学生アルバイトとして働いている6名の方と交流してきました。
今回参加した6名に参加動機を聞いてみると、小さい頃に体験した東日本大震災の影響や、地元への貢献意欲から応募した方もいれば、「将来仕事にしたい分野を一足早く経験できるから」「公務員の仕事を体験できるから」など、様々な理由がありました。
さらにこれまで担当した業務の中で印象的だったことを聞くと、東日本大震災当時の写真やデータを整理する仕事の話に。あの時何が起きていて、宮城県ではどんな対応をしていたのかなど、今までは外からしかわからなかった災害時の様子を内側からも見ることができ、「知りたかったことを知ることができて、うれしかった」という意見もありました。
やはりネットの情報や世間のイメージだけではなく、実際に体験しないと得られない達成感や楽しさが仕事にはあると知りました。
私も6名のお話を聞いていくうちに、「こんな仕事があったんだ」「この仕事は土木部が担当しているんだ」「そんなことができる仕事、楽しそう!」と新たな発見の連続でとてもワクワクしました!
そこからは、学生アルバイトの皆さんが取り組んでいる課題についても一緒にディスカッションさせていただきました。その課題とは、「宮城県土木部のInstagramのフォロワーを増やす」というもの。発足から90年を迎えた節目に、改めて県民の皆さんに公共土木施設についての関心を持ってもらうために、学生の皆さんに与えられた課題ということです。地域の情報発信を行っている私たちからは、日頃の活動の中で心掛けていることやSNSで情報を伝える際に注意していることなどをお話させていただき、学生アルバイトの皆さんと意見交換を行いました。
▼土木部のInstagramはこちら(ぜひフォローお願いします★)
https://www.instagram.com/miyagi_doboku/
このほかYouTube でも、宮城県土木部技術職の採用 PR 動画や概要紹介の動画が投稿されています。“土木”と聞いてなんとなく仕事内容をイメージしていても、実際に働いている職員の声を聞いてみると、意外な驚きがあり、ワクワクする未来が広がっているかもしれません。
土木部のお仕事についてもっと知りたくなった方は、こちらの動画もチェックしてみてくださいね。
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/dobokusom/miyagi-doboku.html
宮城県のこれからを支える若い世代に安心・安全な県土を引き継いでいくために、宮城県土木部をはじめ、宮城県政では若者に向けた様々な取組が実施されています。
これを機会に、宮城県の取組に興味を持って欲しいです!
Write:みょん
Photo:COLORweb学生編集部