ARABAKI ROCK FEST.23出演アーティストインタビュー【藤原さくらさん】
こんにちは、おすずです。
今回は、ARABAKI ROCK FEST.23出演アーティストインタビューの第二弾として、「藤原さくらさん」のインタビューをお届けします!
宮城の印象や、学生時代の思い出など、ここでしか聞けないお話をたくさんしていただきました!
それでは、インタビューの様子をご覧ください!
●藤原さくら
福岡県出身。1995年生まれ。
オフィシャルサイト:http://www.fujiwarasakura.com
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【あの頃のARABAKIが戻ってきた】
―本日は、よろしくお願いします!
藤原さくらさん(以下藤原さん):よろしくお願いします!
―早速ですが、ARABAKI出演直後の率直な感想を教えてください。
藤原さん:ARABAKIには久しぶりに出演させていただきましたが、「あの頃のARABAKIが戻ってきたな」と感じました。声出しも解禁になり、お客さんの楽しそうな声や熱気をすごく感じることができて、率直に楽しかったです。
―私たちも、その熱気を感じながら藤原さんの曲を聴かせていただきました。今日歌われた曲の選曲理由や、その曲に込めた思いをお聞きしたいです。
藤原さん:今回出演させていただいたステージが、「東北ライブハウス大作戦STAGE」だったので、『500マイル』という曲は1曲目にやりたいなと思っていました。忌野清志郎さんのカバー曲なんですけど、震災を経験した東北で、被災した方への想いも込めて、この曲はやりたいなと。
あとは、アップテンポな曲で盛り上げてくれるタイプのアーティストさんが他にたくさんいるので、束の間のゆるりとした時間を過ごしてもらえたらと思いながらセットリストを組みました。
【©2023 ARABAKI PROJECT】
―個人的に『春の歌』が大好きなので、生で聴くことができて嬉しかったです!
藤原さん:最近のフェスやライブでは、声出しもOKになって、季節的な春だけじゃなくて、色々な意味で“春が来ている!” って感じることが増えてきて。そういった意味で、自分のツアーでも『春の歌』は歌っていました。
―ライブ中に、「仙台市天文台」での弾き語りツアーのお話もされていましたが、改めて、宮城や仙台の印象についてお聞きしたいです。
藤原さん:私は、住みたいくらい仙台が大好きなんです。天文台でのライブも本当に気持ちよくて。おいしいものも多いので、ライブを開催するときは仙台には絶対来たい!ってスタッフに伝えていますね。
あとは、仙台に来たら3食牛タンを食べるくらい牛タンが大好きで(笑)。今日もこの後頑張ったご褒美に食べたいと思います!
【音楽には常に触れていた】
―学生時代のことについてお聞きします。学生時代に熱中して取り組んでいたことはありますか?
藤原さん:楽器をずっとやっていて、音楽には常に触れていたような気がします。でも、漫画を描いたり、部活で陸上をやったり、とにかく色んなことに取り組んでいましたね。やりたいことは全部やっていました。
―その中でもずっと続けていたのが音楽だったということですね。音楽を始めたきっかけを教えてください。
藤原さん:父の影響で、小学5年生の時にギターを始めました。父がベースをずっと弾いていて、自分のバンドで必要だからと、クラッシックギターを買ってきたんです。そのギターをもう使わないからと私にくれたんです。“自分のギター”っていうのがすごく嬉しかったし、当時は周りにギターを弾いている子なんて居なかったので、ギター弾けるようになったらモテるなと(笑)。ギターをもらったことで、音楽に触れるようになったという感じです。
―音楽を始めとして、様々なことに取り組んでいた中で、学生時代の夢や目標はありましたか?
藤原さん:ギターを始めた頃からシンガーソングライターになりたいとは思っていました。YUIさんが好きで、自分で曲を作ってそれを歌う人のことをシンガーソングライターっていうんだってことを知って。そこからYUIさんのようになりたい!って思っていました。
でも、高校生になった時に、シンガーソングライターなりたいとはいえ、どうしたらなれるのかも分からないし、何もしてないなと思って。それでボーカルスクールに通い出して、そこのオーディションを受けて今の事務所に入りました。
【©2023 ARABAKI PROJECT】
―現在は歌だけでなく、ドラマや舞台と活躍の場を広げられていますが、学生時代は音楽一本で頑張ろうと思われていたのですか?
藤原さん:そうですね、音楽をやりたいと思ってお仕事を始めました。でも、初めて出演させていただいたドラマが、「歌を歌う女の子」の役で。自分とキャラクターが被るなと感じたので、この役だったらできるかもしれないと思いました。その後出演させていただいた劇団新感線の舞台も「大陸から来た歌うたい」の役で(笑)。最近は幅が広がって色々な役にチャレンジすることも増えましたけど、最初は、“歌を歌う”という自分に似た役だからできたという部分はあるかもしれないです。
【音楽を長く続けたい】
―現在も様々なことに挑戦されていると思いますが、今後の目標について教えてください。
藤原さん:作品を作ることがすごく好きで。今までの曲作りは、自分でデモをとってアレンジしてもらうという形が多かったんですけど、最近は誰かと一緒に一から曲を作るみたいなこともやっています。他のミュージシャンの方と仲良くなれるのもすごく嬉しいので、「こういうアルバムが作りたい!」という目標はたくさんありますね。
でも、長期的な目標としては、「音楽を長く続けたい」ということですかね。同じ事務所の先輩方も、10代の頃からずっと音楽を続けている方ばかりなので、そういう方々の後ろ姿を見ていると、私も長くこのお仕事を続けていきたいなと思います。
【©2023 ARABAKI PROJECT】
―今、曲作りのお話も出てきましたが、歌詞はどういったときに思いつくのですか?
藤原さん:普段からハッと思ったことはメモするようにしています。あと、他の方がトラックを作ってくれて、その上に歌詞をのせる時は、トラックの音に引っ張られて歌詞が出てくることもあるので、デモを聞きながら歌詞を書くことも多いですね。
―年を重ねるごとに、歌詞の内容も変わってきたりしますか?
藤原さん:変わってきますね。10代の頃に作った曲を今聴くと、幼いなって思ったりもします。こんなピュアな恋の歌詞今は書けないなとか(笑)。でも、10代、20代、30代って、そのときの自分にしか書けないものってあると思うんです。だから、今だからこそ書けるものを大事にしていきたいなと思っています。
【“好き”の芽を大切に】
―こういったお仕事をする中で、行き詰まったり悩んだりすることもあると思います。そういったときの対処法があれば教えていただきたいです。
藤原さん:私の場合は仕事柄、悩みを曲にしてしまうこともあるんですけど、とにかく人に話すようにしていますね。友達や家族に話すことで悩みが言語化できると思うんです。言語化できると、自分はこれに悩んでいたんだなとか、相談した人からハッとさせられるような言葉をもらったりもできるので、とにかく言葉に出すことが大事なのかなと思いますね。
【©2023 ARABAKI PROJECT】
―では最後に、学生へのメッセージをお願いします!
藤原さん:学生のみなさんは、選択肢が多いからこそ、悩むこともあると思います。でも、アンテナを張って、何かちょっとでも「私これ好きかも」って思ったことの芽を見逃さないようにして欲しいなと思います。私自身も様々なことに挑戦する中で、やっぱり歌っているときが一番楽しいということに気づけて今があるので。
今って、昔よりも職業の種類が増えているし、これも仕事にできるんだ!って知ることができる機会も増えていると思うんですよね。その中で、自分の好きなことを仕事にできたら楽しい人生を送れると思うので、みなさんが「これが好きだ」と思えることが見つかることを願っています!
―私たちも「好きだ」と思えるものを大切にしていきたいと思います。本日は、貴重なお話をありがとうございました!
いかがだったでしょうか?
藤原さんとお話しさせていただいた中で、学生時代というのは、様々なことにチャレンジできる貴重な時間であることに改めて気がつくことができました。私自身も、この“学生”という時間を、有意義に過ごせるように、残りの学生生活を楽しみたいと思います!
貴重なお話を本当にありがとうございました!
Write:おすず
Photo:ARABAKI事務局