
ARABAKI ROCK FEST.23 出演アーティストインタビュー【サバシスター】
みなさんこんにちは。ほのりんです。
今回の記事は ARABAKI ROCK FEST.23 への出演アーティストインタビュー第一弾!!
2022 年結成のガールズバンド「サバシスター」のインタビューをお届けします!
・サバシスター
心の中にあるトキメキやモヤモヤ、大切な人の大事なもの、そしてたくさんの感謝などを音楽に詰め込んだ歌詞と、どこか懐かしさを思わせるメロディーでライブハウスを中心に活動中。(公式サイトから引用)
Vo./Gt. なち(中央)
Dr./Cho. ごうけ(右)
Gt./Cho. るみなす(左)
取材メンバーは私ほのりんとおすず。緊張していた私たちですが、サバシスターの皆さんがフランクに話してくださり、和やかに取材することが出来ました。ARABAKI の感想から、一度聴いたら耳から離れないメロディー、歌詞の秘密、みなさんの学生時代と盛りだくさんの内容です...!
それでは早速行ってみましょう !!
【© 2023 ARABAKI PROJECT】
-皆さん、本日はよろしくお願いします!
早速ですが、アラバキに出演した感想を教えてください。
なち:ライブ直前に到着するハプニングがあったんですが、たくさんの人が暖かく出迎えてくれたことが印象的でした。大きいステージ、今年初のフェス、初めての野外という事もあり、すごく不安だったんですけど、お客さんに助けられたなと感じました。
【© 2023 ARABAKI PROJECT】
ごうけ:渋滞で出番 2 分前について、バスの中でも「間に合うか...?」と不安だったし、お客さんも「大丈夫かな」と不安を感じていたみたいだったんですが、たくさんのお客さんがサバシスターを見たいと待ってくれていて、スタッフさんにも助けてもらって。なので、アラバキでのサバシスターはいろんな人の力で支えてもらって成功したのだと感じました。初の野外がアラバキという事もすごく嬉しかったです!あと、ライブハウスとは違う、外がずーっと見える野外ならではの気持ち良さを感じることができて楽しかったです。本当にアラバキに出演できて良かったと思いました。
【© 2023 ARABAKI PROJECT】
るみなす:私は、高校生の頃から何度も来ていたフェスということもあって、アラバキにめちゃくちゃ思い入れがあるんですよ。今年の 2 月に仙台でライブを行ったときに、しばらく実家にも滞在していて。その時にテレビで流れたアラバキの CM に自分のバンドの名前が載っていたことがすごく嬉しかったんです。毎年流れている CM で小さいころからずっと見ていたので...。「私、本当に出るんだ」という実感が沸いて、そこから本番まではあっという間でした。直前の三味線のジングルが鳴ったときには泣きそうになりました(笑)。本当に一生の思い出だと思ったのですが、今回だけではなく、これからも出演できたらなと思いました。楽しかったです!
【© 2023 ARABAKI PROJECT】
-今回の選曲理由や想いを教えてください。
なち:どの曲も思い入れがあるし、伝えたいこともそれぞれあるんですけど、アラバキは初めて見てくれる人が大勢いる大きい舞台だったので、自分たちの姿を一番表現できる曲を選びました。なので、ライブで仕上げてきた曲やいつもライブハウスで歌っている曲から大勢の人に伝えたい”サバシスター“が伝わる曲を6曲選びました。
~アラバキで披露した曲~
1.ナイスなガール
2.スケボー泥棒!
3.しげちゃん
4.ジャージ
5.タイムセール逃してくれ
6.サバシスター‘s THEME
【© 2023 ARABAKI PROJECT】
-続いて作詞作曲について伺いたいです。サバシスターの歌詞は他にはない特徴的なものが多いと思うのですが、どのような想いで作詞していますか。
るみなす:歌詞は完全になちが書いています。
なち:特徴的と言われればそうなのかもしれないですが、自分が感じたことをそのまま日記に書いていることが多いですね。自分が感じたこと、経験したことを元に描いているので、もちろん全員が共感できることではないかもしれませんが、その中でも同世代の人や似た経験があった人には何か伝わるものがあればいいなと思いながら書いています。
-普段から感じたことをメモに書き留めているのでしょうか。
なち:そうですね。作詞に関してはみんなそうだと思うんですけど、ほぼ毎日作詞活動という感じで。歌詞として思いついたらメモをするというよりも、少しのことでも残しておきたい感情や出来事があったときに書き留めておいてます。
-ありがとうございます。曲調に関しても皆さんの楽曲は昔っぽさを感じることが多いのですが、影響をもらったアーティストさんや憧れのアーティストさんがいたら教えてほしいです。
なち:私はバンドとしては Hi-STANDARD(ハイスタンダード)がずっと好きです。バンドを始めたきっかけでもあるのでルーツになっているのだと思います。あと、本当に小さいころから音楽が好きだったので、触れてきた曲全ても関係しているんだと思います。例えば、森のくまさんとか、みんなのうたで流れる曲、CM だったり...(笑)。カラオケで歌謡曲も良く歌いますし、本当にいろいろ好きです。
-ずっと培ってきた音楽たちが耳に残るメロディーのルーツなんですね。
-学生時代の夢や目標を教えてください。
なち:私はバンドマンやアーティストを目指していたわけではなかったんですが、音楽に関わりたくて東京にでてきました。もちろん音楽は好きだったんですが、学生時代は自分がプレイヤー側になるとは全く思っていなかったです。なので、その上でこういう出会いがあり、バンドを始めることになって、アラバキに出演できて。音楽はすごく夢があるなと思っています。音楽に限らず、好きなものを追いかけることができるのは若者の特権だと思うし、大事にしてくれたら嬉しいなと思います。
【© 2023 ARABAKI PROJECT】
ごうけ:3 歳の頃からピアノやヴァイオリンなどを習って、音楽と表現することが好きだったので表現する仕事がしたいとずっと思っていました。でも、高校生の頃は孤児院の先生になりたかったので全く違うものを目指したりもしました(笑)。大学で上京してきた時も「これをしたい」というものはなかったのですが、いろいろ経験していく中で結局バンド、音楽がしたいと決まった感じでした。結果、自分のやりたい事をしてきた感じですね。自分のやりたい事をしていくと、どんな形であってもその先でなにか結びつくことがあるので、今やりたいことがあったらそれを曲げずに進んでほしいなと思います。ちなみに私はずっと女子校だったのですが、東口のヴェローチェで勉強をしていました(笑)。
【© 2023 ARABAKI PROJECT】
るみなす:私は中学 2 年生の時にエレキギターを始めてから音楽一筋で来ました。学生時代の将来の夢はバンドとして活動すること。なので、中学生の頃は高校で軽音部に入る事が夢で、仙台商業高校に進学しました。そこで組んだバンドメンバーが教えてくれた音楽に影響されて今があるので、若い時に受けたインプットは絶対大事にした方がいいなと思います。昔好きだったなで終わらせず、突き進んでいってほしいです。今の学生はSNS等いろんなコンテンツがあるのでそれを使い倒してもいいと思います。仙台は一つの都市として盛り上がっていて、良い環境であると思うので、楽しく、肩を抜きつつ、学生生活を過ごしてほしいと思います。そんな学生生活の中でサバシスターを聴いてくれたら嬉しいです。
【© 2023 ARABAKI PROJECT】
-ありがとうございます。ちなみに、るみなすさんが高校の頃に出会ったバンドの名前は...。
るみなす:まさに邦ロックというジャンル、日本のロックバンドでした。私はその中でもKEYTALK のギター、小野武正(おの たけまさ)さんを尊敬しています。今でも尊敬する影響を受けているバンドなので、当時教えてくれたあの子のおかげです(笑)
-今後の目標、夢を教えてください。
なち:私は仙台に来た時に、「サバシスターは二人が仙台出身で」と言われるのが悔しいので、私も仙台出身になることが夢です!!(笑) 仙台を第二の故郷にしたいですね。
ごうけ:私は仙台の観光大使になりたいです!言ったらなれると聞いたので、ぜひ!!
るみなす:仙台でいつかワンマンライブをしたいです。そして観光大使にもなります!(笑)仙台といえば、新潟といえばサバシスターと言われるようになりたいですね。もっと結びつきが強くなると嬉しいです。
-皆さんの夢に「仙台」のワード入っていることがすごく嬉しいです...!ワンマンライブも絶対行きます!本日はありがとうございました!
取材終了後、楽曲にもなっているしげちゃんも一緒にお写真をパチリ✨
東口のカフェベローチェのお話や、観光大使のお話など、仙台トークが盛りだくさんの取材となり、仙台にサバシスターを強く感じる取材となりました。
真面目ながらもユーモアのある回答をいただき、私もおすずもさらにサバシスターさんのトリコになってしまいました...!そんな皆さん、実はサバラジチャンネルというレギュラーラジオ番組もあるのです...!(毎週火曜日 25:30~)音楽の話にとどまらず、プライベートな話も聞けますので、気になった方はぜひ聴いてみてください♪
今後もみなさんを応援しています!!
Write:ほのりん
Photo:ARABAKI 事務局&おすず