宮城の魅力を発信中!インフルエンサー「宮城のらむちゃん」インタビュー!
みなさんこんにちは、おすずです!
今回は、宮城の魅力を発信するインフルエンサー「宮城のらむちゃん」として活動している小林来夢さんに、私おすずとあやちでインタビュー!宮城に対する想いや、SNS運用のポイント、学生へのメッセージなど、楽しくてためになるお話をたくさんしていただきました!
それでは、インタビューの様子をご覧ください!!
●小林来夢(こばやし らむ)
「宮城のらむちゃん」として活動中。
1999年秋田生まれ。
高校卒業後、宮城に進学。
SNSで宮城の魅力を発信。
インフルエンサー・フリーモデル。
公式サイト:https://ramchan.me/
Twitter:https://twitter.com/ramchan_1117
Instagram:https://www.instagram.com/ramchan_1117/
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC7NG6_rWyNppoQz49sIBZeg/videos
TikTok:https://www.tiktok.com/@ramchan_1117
◆宮城の情報発信が自分の役目に◆
―本日はよろしくお願いします!
らむちゃん:よろしくお願いします!
―早速ですが、ご出身は秋田県なんですね!どうして地元の秋田県ではなく、宮城県の魅力を発信しようと思われたのですか?
らむちゃん:正直、最初から宮城の魅力を発信しようと思っていた訳ではなくて。大学進学を機に宮城県に来たということが理由の一つにはなりますかね。東京の企業に就職とかも普通に考えていましたし。だから、秋田から宮城に来て、その流れで現在の活動に至るという感じです。
―そうだったんですね。では、そういった過程の中で情報発信をしようと思ったきっかけを教えてください。
らむちゃん:これも正直に言ってるんですけど、最初は本当に承認欲求でした(笑)。かわいいとかいいねとか言ってもらいたくてSNSを始めたんです。SNSをやっていくと、フォロワーを増やしたかったり、いいねがもっと欲しくなったりするじゃないですか。当時は承認欲求の化け物だったので、フォロワーやいいねを増やすためにはどうしたら良いだろうと考えたときに、注目したのが「宮城の情報発信」だったんです。宮城の情報発信が、インフルエンサーになるための手段の一つだったという感じですかね。
ただ、そういう情報発信をしていく中で、フォロワーさんだったり、企業さんだったりから「ありがとう」とか「らむちゃんもっと頑張ってね」とかいう嬉しいお声をいっぱいいただくようになってそこから私のやりがいってこれだなと気づくことができて。そこで承認欲求は満たされたんです(笑)。
じゃあ次に自分がやるべきことは何かを考えたときに、宮城の情報を発信したり、宮城の楽しいところを伝えたりしていくのが自分の役目なんだなということに気づけて。それで今に至ります!
―「承認欲求」という部分が私たちに足りない部分なのかなと感じました(笑)。私たちは「宮城のことをもっと知ってもらおう」という思いで活動をしている中で、Instagramのフォロワーが増えないというのが悩みだったので・・・。
らむちゃん:今はInstagramで文字入れの投稿って結構多いですけど、少し前までは文字入れの投稿ってあまりなかったんですよ。だから、誰もやっていないことを探すっていうのは大事かもしれないですね、独自性というか。私の場合は、「人×文字×魅力的な情報」の3つを掛け合わせることで差別化を図っています。
https://www.instagram.com/ramchan_1117/ より引用
(実際の文字入れ投稿。情報が一目で分かるような工夫がされています!)
―活動する中で、差別化というのは常に意識されているということですね。
らむちゃん:意識はしていますね。ただ、今はそこまで気にしていないです。人によって性格も顔も発信する内容もそれぞれ違うと思っているので、他のインフルエンサーさんはライバルではあるけれど、宮城の情報発信をする仲間みたいにも思っています。だから、今は他の人を気にするというよりも、とにかく自分の投稿を頑張らなきゃなという思いが大きいです。自分は「宮城の情報発信をする女の子」という形で自分のスタイルが決まっているので、そこはぶれることなく活動できているかなと思います。
◆周りの人の後押しで今がある◆
―現在は自分の活動スタイルが決まっているということですが、先ほど東京の企業への就職も考えていたとおっしゃっていましたよね。現在のフリーランスという形を選択したきっかけがあれば教えてください。
らむちゃん:私は就職活動を一切していなくて(笑)。ただ、大学在学中に、とにかく人とたくさん会いました。フリーランスの方だったり、経営者の方だったり。セミナーに一人で突っ込んでいったりもしました。そうやって多くの人と会って話していく内に、人生一度きりだし、失敗しても良いなと思えるようになりました。今でもバイトをして生きていければそれでいいと思っていますし、今から普通に就職しても良いとも思っています。だからこそ、別にフリーでやっても問題ないなと。
フリーランスでやるってなったときに、気になるのはやっぱり世間体だと思うんです。でも、その人の人生じゃないし、自分の人生なんだから他人の意見はどうでもいいやと思って。迷惑かける人も居ないし別に良いじゃん!って思ってフリーランスを選びましたね。
―私たちも現在、「就活するのが当たり前」という雰囲気の中、就職活動をしているので、そこを気にせず自分を貫いているのがかっこいいなと感じました。
らむちゃん:でも、周りの人ありきな部分もありましたよ。周りの人が「らむちゃんならいけるよ!」とか「らむちゃんならフリーでも大丈夫じゃない?」とか言ってくれて。ゼミの先生も「どうせ言っても止まらないでしょ?」みたいな感じで(笑)。親も自分の好きなようにしたら良いよと言ってくれたので、周りの人の声があってこそフリーランスという形を選択できた部分はありますね。
―周りの人に支えられて今があるということですね!では、現在情報発信という活動をされている中で、気をつけていることはありますか?
らむちゃん:人に見られているという中で、「人を傷つけない言い方」にはすごく気を遣っていますね。自分が好きと言ったものを他の人も全員好きかと言われたらそうではないじゃないですか。私がちょっと発言するだけでも傷つく人がいる可能性があることは頭に入れながら発信をしています。フォロワーさんが増えてきたことはありがたいことですけど、その分発言にも気をつけないとなと思っています。
◆ユーザー目線での分析は欠かせない◆
―では、実際にリール動画や投稿を作る際に気をつけていることはありますか?
らむちゃん:見てくださる方が飽きない工夫はしていますね。シーンを2、3秒で変えるとか、最初の3秒でいかに引きつけるかとか。あとは、キャッチーなワードを考えることですかね。例えば、「ここの仙台カフェおすすめです!」と言ったところで印象には残らないじゃないですか。だから、「写真をいっぱい撮りたいカフェ」とか、とにかく魅力的なキャッチコピーを考えることを強く意識しています。
https://www.instagram.com/ramchan_1117/ より引用
(どの投稿にも、お店に行ってみたくなるキャッチコピーが!)
―「フォロワーを増やす」という目的があった場合にやった方が良いことはありますか?
らむちゃん:投稿を継続することと、いいねや保存数などの「数字」を気にすることですかね。例えば、「この投稿は保存数が多いけど何でなんだろう」とか「こういった投稿は保存数が少ないから需要ないんだ」とか。とにかく、ただ投稿をするだけでなく、その投稿の分析をすることが大事だと思います。
―私たちもSNSの運用を行っているのですが、若い世代のフォロワーさんが少ないことに悩んでいます。学生が情報を発信しているので、できれば私たちと同世代の方に見てもらいたいという思いもあるのですが、若い方に注目してもらうためにやっていることがあれば教えてください!
らむちゃん:それも分析するしかなくて、若い子って何が好きなんだろう、若い子ってどんなデザインが良いんだろうって。
私が具体的にやっていることが、「手書き文字」なんです。テキストにしていた時もあったんですけど、今は手書き文字で投稿するようにしています。その理由として、手書き文字には、発信者を身近に感じられて、親近感が沸きやすい効果があるらしいんです。あとは単純にかわいいとか。若い女性は手書き文字が好きというデータもありますし。発信者都合ではなく、ユーザー目線で若い人が好きな物を分析して、それに合わせていくことが大事だと思います。
現在の手書き文字での投稿▽
https://www.instagram.com/ramchan_1117/ より引用
(比較してみると、確かに手書き文字の投稿の方には親近感が感じられます・・・!)
◆笑われるくらいの失敗も恐れない◆
―私たちは現在学生で、学生それぞれが色々なことにチャレンジしていると思います。らむちゃん自身が思う、学生のうちにやっておくべきことや、学生に伝えたいことがあれば教えてください。
らむちゃん:私は今でも、笑われるくらい失敗した方が良いと思っているんです。自分がこうした方が良い!と思うことをとにかくやってみることが大事だと思います。私もSNSを始めた当初は叩かれたりもしたんですけど、それって行動を起こしたから叩かれたわけで。成長したいなら、変化を恐れずにとにかく行動して失敗することが必要なのかなと。
―私たちの世代は大学入学と同時にコロナ禍だったということもあり、やりたいことがあっても一歩踏み出す勇気がなかなか持てない人も多いかと思います。その一歩を踏み出そうと思える気持ちの切り替え方があれば教えていただきたいです!
らむちゃん:私は今でも、自分はどうなりたいかとか将来こうしたいとかを、自分の感じたままバァーっと書くようにしているんですよね。自分の理想とかやりたいことを整理できると、自分の考えが分かって一歩踏み出しやすいと思いますよ!あと、散歩とかもおすすめです。
―散歩中にやりたいことが思い浮かんだりするんですか?
らむちゃん:思い浮かぶことも多いですよ!SNSをやっていると情報がたくさん出てきて疲れちゃうこともあるんですけど、一回自分の時間を作ってあげることで、自分がやりたいことが見えてきたりします。休むことで逆に行動しやすくなるというか。考えを整理する時間は絶対に必要です。
―フリーランスで仕事の時間が決まっていないからこそ、リフレッシュの時間も必要ということですね!
らむちゃん:リフレッシュは欠かせないですね。土日はメール連絡しないとかも決めています。あと、学生の頃からフリーランスになりたいとは思っていて。好きな時間に起きて好きな時間に仕事したいなみたいな(笑)。だからこそ、学生のうちから色々な人に話聞きに行ったりとかもできたのかもしれないです。そういう意味でも、一歩踏み出すには自分の考えを整理する時間が大切かなと思います。
◆好きなことにエネルギーを使う◆
―「フリーランスで働く」って、一般的には少数派の働き方だと思うんです。個人的な悩みにはなるのですが、私は人と違ったことをして目立つのが怖いと感じてしまうことがありまして・・・。それを克服できる考え方があれば、ぜひ教えていただきたいです!
らむちゃん:私は、目立つのが怖いと思うなら、それを無理に克服しなくても良いと思っていて。実は私もこう見えて自撮りが苦手で(笑)。今はマネージャーさんに写真を撮ってもらうことが多いんですけど、それも自分は脚立を使って自撮りをするのがストレスになるってことに気づいたからなんですよね。だから、自分が苦手なことを克服するのにエネルギーを使うよりも、むしろその分、自分の好きなことにエネルギーを使った方がいいんじゃない?って思うんです。
―「自分の好きなことにエネルギーを使う」って素敵な言葉ですね!少し気持ちが楽になった気がします!
らむちゃん:苦手なこととか嫌いなことをやれって言う人もいますけど、個人的には、自分の好きなことに力を注げたらそれで良いんじゃないかなって思いますよ!
◆“活動しているだけ”で価値がある◆
―では最後に、私たちは今、宮城を盛り上げようと思いながら日々活動を続けているのですが、私たちのような若い世代が、宮城のためにできることって何だと思いますか?
らむちゃん:宮城を盛り上げようという思いで活動しているだけでも宮城のためになっているはずなんですよね。都心へ出て行ってしまう若者も多い中、こうして宮城のために活動していること自体がすでに価値になっていると思います!
―今の言葉、とっても嬉しいです!こうして活動していること自体が自分たちの存在意義になるのかもしれないなと思うことができました!
らむちゃん:胸を張って「宮城のことが好きです!」って言えたら良いですよね!それだけで十分だと思います!
―これからも宮城への想いを大切にしながら活動を続けていきたいと思います!本日は貴重なお話をありがとうございました!
いかがだったでしょうか?宮城で活動をしている同年代の方とお話をさせていただき、私たちもたくさんの刺激を受けることができました。
インタビュー終了後には、一緒に写真を撮っていただきました!
(COLORポーズも一緒にしていただきました!)
「宮城のために活動をしていること自体が宮城のためになっている」というお話は本当に嬉しくて、これからも活動を続ける上で励みになる言葉となりました!
貴重なお話を本当にありがとうございました!
Write:おすず
Photo:おすず、あやち