自分を変えるきっかけに!東北駆け込み寺とは? | COLORweb学生編集部

自分を変えるきっかけに!東北駆け込み寺とは?



ちえぞうです!写真はほのほのです!


突然ですが!私はカウンセラーに興味があったことがきっかけで、大学の専攻を心理学に決めました。


そこで、先日ほのほの&なぽぽと一緒に無料の悩み相談をされている東北駆け込み寺さんへ取材に行ってきました!


インタビューを通して、相談する/されることは自分を変えるきっかけにもなり得ると思いました。そして、気軽に相談に訪れてほしい・相談員ボランティアのすゝめをしたいと感じたので、今回は相談のコツなども含めて2つの視点からご紹介します

【東北駆け込み寺とは】


楽しいおしゃべりから深刻な悩みまで、誰とでも気軽にお話をする一般社団法人です!
※一般社団法人:2名以上からなる営利を目的としない組織

いろは横丁の一角にある相談所には常時2名の相談員がおり、飛び込みで行っても歓迎してくれるそう…!

 

最近はZOOMLINEオープンチャットでの利用も多いので、どこからでも繋がることができますね。まさに安全に使えるツイッター

 

【インタビューした相談員の方々をご紹介】


様々な背景を持った方たちが所属されています!

 
①    織笠さん(代表理事) 一番右の方
とてもユーモアと包容力のある方でした!相談員の方がやりたいことは好きなようにやってもらいたいというスタンスで皆さんから慕われている方

②    北島さん(大学院生) 右から2番目の方
新しいことをしたい/自分がしたいことを見つけたいと思い、偶然ネットで東北駆け込み寺を見かけたことがきっかけで相談員に。

③    髙松さん(元アロマセラピスト) 右から3番目の方
介護施設でのリラクゼーション・セラピスト活動が、コロナ禍で制限されたことがきっかけで相談員に。
人のためにというよりも、お話しすることが楽しくて相談員を続けられているそう。
好きな言葉は“一期一会

④    米澤さん(大学院生) 写真にはおりません
カウンセラーを目指すうえで相談員の経験を積みたいと思い、応募したそうです!
愛に溢れるwin-winのgiver”という精神を大切にされている素敵な方!

※一番左の方はこの日に相談員の応募に来た方!ちょうど織笠さんとの面談を終えたところだったそうです!


【実際、どんな相談が多い?】

幅広い年代の方から相談が来ることもあり、その相談内容も人によってさまざま。

 

大学生など若い人からの相談には、「彼氏がほしい」「友達付き合いがうまくいかない」といった人間関係の悩みのほか、なかには「生きるのが辛い」といった切実なものもあるそうです。

 

そのなかでも私が印象に残っているのは、彼氏が欲しいという相談をされた時のお話です。


相談を深堀っていくと“楽しいことをしたい・人と話がしたい“といった理由で彼氏を欲しがっていたことが分かり、その悩みを解決する手段は他にもあると気付けたことで好きなピアノの教室に通うことになり、解決しました。


私にとってもかなり身近な相談内容だったので、この解決方法は目から鱗

他にも専門的な支援が必要な相談も来るそうで、そのときに手助けができるよう専門機関との繋がりを広げているため安心して相談ができます。

相談をしに来た方が東北駆け込み寺に救われて、相談員になるケースも多くあるそうです!
とても素敵なサイクル…!

 


【相談員になるには】


ボランティアで構成されている“東北駆け込み寺”には大学生も25名ほど在籍しているそう!


覚えることやシフトの縛りも無く自分が行きたい日に相談員として活動できるので始めやすいと思います。


そして私自身、聞き上手な人でないと難しいのでは?と思ったのですが…
実際に聞き上手ではない方も多く在籍されているそうなのであまり重要なポイントではないのかもしれません!


新しいことをしたい方/誰かの役に立ちたい方/自分が何をやりたいのか分からない方/いろんなことをしてみたい方/人と話すことが好きな方/新しいコミュニティを作りたい方にぜひおススメしたいです!

〈具体的な方法〉
代表理事の織笠さんと面談は必須なので、電話かメールで連絡をしてみてください!
とても気さくで面白い方でした!


メール:sendai.kakekomidera@gmail.com

TEL:022-200-6002

 


【相談を聞く時のコツをご紹介】


代表理事織笠さんに聞いた、相談を聞くときに使えるコツをご紹介します。

 

日頃、周りの人から相談を受けた時にも使えるコツなので、ぜひ参考にしてみてください!

①    否定だけすることをしない
②    沈黙を怖がらない
➤相談している間の沈黙は、相談者が自分の中で話す準備をしているので邪魔をしないということが大切(沈黙のあとが一番話を深堀りできるそう!)
③    相手の判断で自分が発した言葉の重みや意味は違うので、発言を怖がらない
④    むやみに褒めそやさない

【相談をするには】


東北駆け込み寺の方々は「相談者=悩んでいる人」とは見ていないので、悩み相談をしたい方はもちろん、ただお喋りをしたい方にもぜひ行ってみてほしい場所です!

 


HPにも載っていますが、相談をする方法は電話・メール・LINE予約の3つがあります!

HP:仙台駆け込み寺|たった一人のあなたを救う (amebaownd.com)

Mail:sendai.kakekomidera@gmail.com

TEL:022-200-6002 
〈受付時間〉
昼間:毎日 13時~16時


夜間:月曜日、火曜日、土曜日
   18時30分~20時


〈東北駆け込み寺 住所〉
〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町2丁目3−28



【最後に】


みなさん、とても気さくで穏やかな方ばかりでまた行きたいと思える空間でした!


個人的には相談しなくちゃ、と気張らずに行けることが意外でした。


昨年10月にできた女性のための「ゆるっとおしゃべり原っぱ」は女性ならではの悩みを話しやすい場所なので、個人的にもとてもありがたいです!

悩みを抱えている方もただ話したい方も全部まるごと受け入れてくれる素敵な場所であることが今回のインタビューで明らかに出来たのではないでしょうか?!

そして、
・気軽に相談に訪れることができる場所であること
・新しいことを始めてみたい方に相談員ボランティアをおすすめしたいこと
が伝わっていれば幸いです!

 

 

write byちえぞう

photo byなぽぽ&ほのほの