2年ぶりの開催!コロナ禍の仙台七夕まつり | COLORweb学生編集部

2年ぶりの開催!コロナ禍の仙台七夕まつり

こんにちは!ほのほのです。
皆さんは夏休み満喫していますか?なかなか遠出は出来ませんが、有意義な時間にしたいですね。

宮城の夏といえば、仙台七夕まつり東北三大祭りの1つに数えられる、宮城の代名詞的なお祭りです。
昨年(2020年)は新型コロナウイルスの影響で中止となってしまいましたが、今年は規模を縮小して開催されるとのことだったので、私・ほのほのが実際に行ってきました!
今回の記事ではその様子をお伝えします。


〈そもそも「仙台七夕まつり」とは?〉
仙台の七夕まつりは当初「たなばたさん」と呼ばれており、すでに伊達政宗公の時代から旧暦7月7日に行われていました。しかし、明治6年の新暦採用や第1次世界大戦後の不景気を境に、七夕まつりは衰微し寂しくなっていったそうです。
そのような不景気を吹き飛ばそうと、昭和2年に商家の有志達が華やかな七夕飾りを復活させ、翌年には新暦日付の月遅れである8月6・7・8日に「飾りつけコンクール」が開催されました。
第2次世界大戦で一時七夕飾りは見られなくなったものの、終戦の翌昭和21年には一番町の焼け跡に52本の竹飾りが立てられ、昭和22年には昭和天皇巡幸沿道に5000本の竹飾りでアーチを作りました。
このような歴史を経て、その後の七夕は商店街振興から、現在のような観光イベントへと変貌しています。
(より詳細な歴史は仙台七夕まつりのホームページに記載されているので、ぜひご覧ください!)

 



〈七夕まつりのコロナ対策〉
 
今年は吹き流しが例年より短くなっており、来場者との接触がないようになっていました。また警備員の方が右側通行を呼びかけており、アーケード内の往来はとてもスムーズでした。さらに、コロナ対策のステーションが所々に設置されており、検温や手指消毒ができるようになっていました。


〈吹き流し色々〉
規模縮小とはいえ、個性あふれる素敵な飾りをたくさん見ることができました!

 
ベガルタ、89ERS、楽天の吹き流しです!イメージカラーやキャラクターで、注目度抜群の吹き流しですね。

 
藤崎前は虹色の吹き流しでした!カラフルで美しいです。

 
細部まで丁寧にこだわった、綺麗な吹き流しに思わず目を奪われます。

 
ぶらんどーむ一番町の通りでは川柳も一緒に飾られていました。

 
に吊るされた吹き流しも風流です!東京オリンピックのフラッグとのツーショットは、今年ならではの写真ですね。

 
いろは横丁には、小さくてとても可愛いらしい吹き流しもありました。

 
アーケードだけでなく仙台駅前にも!PARCO2の吹き流しは、CMに登場する人形の形になっています…!

また、今年はアーケードの通りだけでなく、そこに並ぶお店の軒先に小さな飾りをしている所がとても多かったです!


様々な工夫を凝らして行われた今年の「仙台七夕まつり」。少しではありましたが屋台が出ていたり、店先で飲み物や小物が売られたりしていて、お祭り気分を味わうことができました!大きなイベントがあまり無い中で、良い夏の思い出になった人も多かったことと思います。
今後も伝統を大切にしながら、人々に寄り添ったお祭りであり続けてほしいですね☆

Write&photo:ほのほの