【アラバキ出演アーティストインタビューvol.2 ~CHAIさん~】 | COLORweb学生編集部

【アラバキ出演アーティストインタビューvol.2 ~CHAIさん~】

 
【© 2018 ARABAKI PROJECT】

 

今回は、今あらゆるメディアで取り上げられ、話題となっている「NEO-ニュー・エキサイト・オンナバンド」CHAIさんにインタビューしました。アラバキ2日目の花笠ステージ朝いちばんに出演された感想や、CHAIさんのキーワード「NEOかわいい」の意味についてなど楽しいお話をお聞きしました。

 

マナさん:以下、マナ
カナさん:以下、カナ
ユナさん:以下、ユナ
ユウキさん:以下、ユウキ

COLORweb学生編集部なっつ:以下、なっつ

 

―――――本日のステージについて

 

なっつ:さっそくですが、本日のステージの感想はいかがでしたか?

 

マナ:超楽しい!!朝からCHAI!!幸せって感じ~。

 

ユウキ:客席が見る人であふれたのがすごいびっくりした!

 

ユナ:いい景色だった。CHAIの衣装と同じような色の服を着たちっちゃい子がいて感動したの~。


 
【© 2018 ARABAKI PROJECT】

 

なっつ:私たちもすごく楽しかったです!曲と曲の間の、英語を交えたMCが印象的でしたが、その場で考えているんですか?

 

マナ:全然全然!みんなで考えた渾身のネタなの(笑)。

 

なっつ:そうなんですね(笑)! MCにぐっときました。

 

全員:よかった、よかった~。

 

なっつ:今日のステージでもピンクの衣装を着ていたり、これまでもピンクというアルバムを出していたり…。ピンクになにか強い思い入れがあるのですか?

 

マナ:ある!小さいころからピンクが好きだったし、段々年を重ねるごとにピンクっていう色を普段着れなくなっているなって思って。かわいらしくて色白な女の子が着るイメージが世の中にあって、段々遠い色になっていくような気がしてそれが嫌やなって。だから、あえてあんまり似合わなそうな私たちがピンクを着ることで、ピンクを広めたいって思った!ちょっとくらいの違和感が大事(笑)。

 


【© 2018 ARABAKI PROJECT】

 

―――――学生時代について

 

なっつ:CHAIさんたちはどのような学生でしたか?なにか熱中していることはありましたか?

 

ユウキ:今でこそポジティブだけど、すっごいネガティブだった~。

 

マナ:どうやったら目立たないかを考えて生きてた。CHAIになってから、ポジティブになった!熱中してたことは、マナ、カナ、ユナの三人は軽音楽かな!軽音楽部だったの。

 

カナ:ずーっと音楽ばっかやってたね。それだけが楽しいみたいな。

 

マナ:ユウキとはね、その後に出会って、そこからCHAIが生まれたの。

 

なっつ:ネガティブだったのは、なにか理由があったのですか?

 

マナ:学校の中の環境にずっと慣れなくて、目立とうとするといじめられるし…。

 

ユウキ:コンプレックスもいっぱいあって隠さなきゃ隠さなきゃって思ってた。だから名古屋の大須っていう町でしかはしゃげなかった。大須は、個性を発揮できる唯一の街。

 

ユナ:色々なパッションがある街なんだよ~。

 

ユウキ:CHAIになってからは、隠そうとしてた部分が武器なんだって思うことができるようになった。

 

なっつ:ネガティブからポジティブに変わるきっかけが何かあったんですか?

 

マナ:ん~、私たちは普段からお互いをめっちゃ褒め合うの。ユナは、コンプレックスに感じてた顔の部分を髪の毛で隠してたの。

 

ユナ:でもみんなはここがいいんだよって言ったの。だからもう今は隠してないの。

 

ユウキ:世の中的にもさ、「かわいい」の種類って絞られてる気がして、みんながそこを目指しているように思える。でも、目は小さくてもかわいいし、ぽっちゃりしてても自分らしくいれればかわいいんだよってことをCHAIのみんなで確認し合えたから、すごいポジティブになれたし、これってすごくいいことだからみんなに言わなきゃと思って、それをバンドのテーマにしたの。

 


【© 2018 ARABAKI PROJECT】

 

―――――NEOかわいいについて

 

なっつ:CHAIさんがよく仰っている「NEOかわいい」の意味とは?

 

マナ:かわいいの範囲が狭すぎるからそれ以外の人ももともとかわいいんだよっていう意味がNEOかわいい!

 

なっつ:ではみんなNEOかわいいってことですか・・・??

 

全員:そうそう!!みんなNEOかわいい!

 

なっつ:そうなんだ~。あともうひとつのキーワード「コンプレックスはアートなり」が生まれたきっかけがあれば教えてください!

 

ユウキ:歌にはコンプレックスはアートなりって意味が込められてて。コンプレックス多かったからかな?なにか芯があってそこから発信していかなきゃアーティストじゃないと思ったから、バンドの芯としてCHAIは何を発信できるんだろうと考えたときに、あ!コンプレックスだと思った。それを言葉にしたの。ずっと使っていきたいCHAIのテーマ!!


―――――4人のキャラクターについて

 

なっつ:グループ内での4人キャラクターを教えてください。

 

ユウキ:おかしい担当はユナじゃない(笑)?

 

マナ:ユナはいろんなネタを持ってるの!いつもふざけてるけど、元気でみんなを笑顔にする太陽みたいな人なの。

 

ユウキ:ドラムってこういう人間がいい。

 

マナ:優しい、ほんとバファリン。

 

ユナ:え、ほんと??嬉しいな~、ありがとね~。なんかかゆくなってきちゃった(笑)。

 

マナ:カナはね~、結構サムライで~。一番サムライ!真面目で細かくてクール。

 

ユナ:あと、掃除担当(笑)。

 

マナ:クイックルワイパーしてるよいつも(笑)。

 

ユウキ:マナは、エンジン!!切り込み隊長かな。

 

マナ:ユウキは、アーティスティック。

 

なっつ:アーティスティック担当ということは曲にもユウキさんの意見が多かったり?

 

カナ:曲のアレンジとかはカナで、グッズやジャケットの絵はユウキが担当しています!そういう面でアーティスティック。

 

―――――仙台について

 

なっつ:仙台のイメージはなにかありますか?

 

全員:牛タン!!!

 

ユナ:私ずんだシェイクが好き!!!

 

なっつ:仙台の学生に一言、メッセージお願いします!!

 

ユウキ:大好きなことずっと続けてほしいし、好きなことは好きって声を大にして言ってほしい!!

 

なっつ:ありがとうございました!

 


©中磯ヨシオ

 

女の子同士のおしゃべりのように、気さくにインタビューに答えてくださり、とてもうれしかったです。時々冗談を言い合ったりしながらも、バントについての話題の時は真剣に話している姿が印象的でした。「NEOかわいい」や「コンプレックスはアートなり」というキーワードにまつわるお話にはぐっとくるものがあり、「そのまんまでいいんだよ」というメッセージをくれるCHAIさんが大好きになりました。

皆さんもぜひ、CHAIさんの音楽を聴いて自分を好きになりましょう!!

 

Interview:なっつ、まゆゆ
Photo: 2018 ARABAKI PROJECT、中磯ヨシオ