オーストラリア通信vol.6 エスプレッソをこよなく愛するカフェ文化
とても歴史の深いコーヒー文化を持つオーストラリア。
街中本当にたくさんのカフェで溢れています。
どのカフェも朝5時頃からオープンしていて、なぜか早朝から大勢の人でにぎわっています。
以前の記事で、オーストラリアはほとんどのお店が夕方18時頃には閉まってしまうというお話をしたと思うのですが、朝はとても早いです。
人々も早寝早起き習慣が身についていて、いつも夜更かしなわたしは本当に見習いたいと思っています。
日本では、みなさんコーヒーというとスターバックスを思い浮かべる人が多いと思います。
スターバックスはアメリカ発祥のコーヒーですが、オーストラリアのコーヒー文化はヨーロッパから来ています。
そのため、エスプレッソが基本になります。つまり、とっても濃い!苦い!
アメリカンコーヒーを飲みなれている私たちには、とってもビターに感じるかもしれません。
ちなみにオーストラリアにはスタバがほとんどなく、昔からの伝統的なカフェが多いような気がします。
みなさん、それぞれ行きつけのカフェがあるようで、仕事前や学校の授業前に、平日でも朝からカフェで朝食を摂る習慣があるようです。
実は私、このコーヒー文化にとても興味がわいたので、こちらで数カ月、バリスタの専門学校に通っていました。
学校ではバリスタになるために、コーヒーの基本知識はもちろん、実際にカフェに行ってコーヒーの作り方を教わったりと本格的にコーヒーについて学ぶことができました。
わたしはもともと、大のエスプレッソ好きなので、日本にいた時から毎日コーヒーを飲む習慣があったのですが、こちらで学校に通っている間は、最低1日4ショットは飲んでました。
俗にいう、カフェイン中毒ですね…
しかし、細かいコーヒーの種類なんかはあまり知らなかったので、
学校できちんと勉強するにあたって、カフェに行くのが倍楽しくなりました。
ここで、少しエスプレッソがベースのコーヒーを紹介したいと思います。
ちなみにエスプレッソマシーンを最初に発明した国がイタリアなので、コーヒーの名前もすべてイタリア語なのだそうです。
▷Cappuccino (カプチーノ)
一番人気が高いのがカプチーノですね。エスプレッソ+ミルク+チョコレートパウダーの組み合わせは、コーヒーのビターなテイストと、ミルクとチョコレートのマイルドなテイストが程よくマッチしています。
▷Flat White (フラットホワイト)
オーストラリア発祥のコーヒーで、カプチーノと似ていますが、チョコレートパウダーがのっていないのと、ミルクフォームが少な目です。甘すぎないところがポイントですね。
ちなみにこれが私の一番のお気に入りです。
▷Latte (ラテ)
エスプレッソとミルクだけのラテはビターですが、最近日本では、抹茶ラテやキャラメルラテなど、スイートなテイストのラテの人気が高まってますね。
▷Mocha (モカ)
こちらはチョコレートとミルク、エスプッレソでできているので、コーヒーのビターな味が苦手という人でも飲みやすいと思います。
▷Macchiato (マキアート)
マキアートはエスプッレソとミルクですが、
予想以上に苦いです。クリーミーなのが苦手な方にお勧めです。
▷Chai Latte (チャイラテ)
チャイはコーヒーではないですが、こちらも人気のドリンクの一つです。
Dirty Chai(ダーティーチャイ)と言って、チャイラテにエスプレッソを1ショット追加したオーダーもよく見ます。
ほかにもまだまだたくさんあって、きりがありません!
エスプレッソとミルクでこんなにも様々な種類のドリンクが作れるなんて、驚きでした。
また、こちらでは、オーガニックフードやビーガンフードの知識も広がっているようで、スキニーミルクやアーモンドミルク、オーガニックシュガーなど、様々なオプションが揃っています。
また、カフェへ行くもう一つの楽しみは、素敵なラテアート。
バリスタさんの高度な技術が圧巻です。