オーストラリア通信vol.5 日本人の特徴
こんにちは。オーストラリアに留学中の のりのりです。
こちらは冬本番という感じで、海で泳ぐには寒い季節になってきました。
仙台はそろそろ初夏に入っている頃でしょうか。
さてさて、最近は日本で暮らす外国人の数も増えてきて、仙台の街でもたまに外国人の方をみかけることがありますよね。
同時に、わたしが外国人をみかけときにいつも注目してしまうのは、まず、さすが西洋、整った顔の美しさと足の長さですね。それから少し陽気なところかな。人によると思いますが、みんな前向きでフレンドリーな文化を感じます。
では対して、外国人からみた日本人の印象ってどんな感じなの?
まず日本人も外国人もみんな同じ人間なので、人それぞれ、といってしまえばそれまでですが、やはり、同じ文化で分類すると、まとまった特徴というものが見えてくると思います。
わたしが周りの友達からよく言われるのは、
日本人は真面目すぎて人生楽しんでなさそう。
とか
思ってること何も言わないし、何も討論しようとしない。
など、正直マイナス意見が多いです。
逆に褒められることは、
見た目にすごく気を使っている。
髪や肌が綺麗。
洋服や靴、鞄がお洒落!
などです。
また、日本のアニメ文化と原宿ファッションは海外では今とても人気です!
今日は、わたしが外国人の友達に指摘された典型的日本人の行動について書こうと思います。
1つ目は 「しょうがない」 という言葉。
この言葉に対しては2つに意見がわかれます。
誰かが失敗してしまったとき、
わたしたちは「 しょうがないよ」 と言って、相手を許すことありますよね。
外国人の方は、日本人より感情表現が豊かな方が多いですし、思ったことを発言する文化ですので、ちょっとしたことで、すぐ喧嘩っぽくなることがあります。
そんなとき、日本人なら、「 しょうがないよ」 の一言で穏やかに済むのかな思います。
対して、
何かと「 しょうがないよ」を使うわたしに、ある友達が言ったこと。
「すぐしょうがないで済ませて、それはなにも問題を解決しようとしてない」
と言われたことがあります。
それを言われたときは、ぐさっと胸にきましたが、
2つ目の特徴は、「空気を読む」という習慣。
わたしがオーストラリアで暮らしてて感じるのは、日本人は周りの空気を常に読もうという習慣があるというこです。こう言ったら、相手がどう思うかなとよく考えていませんか?
こちらの人は、相手の気持ちを考えて行動するということはありません。
決して、自分勝手というわけではなく、むしろ、正直に言わないことのほうが失礼と考えられてしまいます。
みなさん、友達との予定を、行きたくないけど、何か口実をつくって、断ったことはありませんか?
本当はただ気が向かないだけなのに、何か無理やり用事を作って、断ったりとか。
しかしこちらの人はどんどんいわゆる ドタキャン をしてきます。
しかもなんとなく納得のいかない理由付きで。
わたしは外国人の友達とでかける約束をしていて、きちんと出かける準備を済ませ、いざ、家をでるというときに、「今日は気分が乗らないからやめよう。」と言われたとき、なんだがとても落ち込みましたし、そんな風に気分で簡単に決めてしまうのか、と思いました。
日本でなら、「体調が悪い。」とか、「何かどうしても特別な急用ができてしまった。」など、納得のいく理由を告げられることが多いですよね。
そのほうがわたしも納得して、仕方ないなと思えますが、気分って...。
とその時は思いましたが、こんなことはよくあることなので、わたしは今では全く気にしていません。
わたしはここでどちらがいいとか悪いとかいうつもりはなく、ただ単に文化によってこんな違いがあるんだと認識していますが、日本では、相手のための嘘とも言いますが、外国人の友達にこの話をしたら、とても驚かれました。
どんな嘘でも嘘をついてはいけない。相手のためを思うなら、それこそ、真実を告げるべきだと言われました。
それを聞いて、なるほど。とも思いましたが、わたしはやはり、時にはそんな嘘も必要なのかなと思います。
みなさんはどう思いますか?
しかし海外にいると、周りの人はみんな本当に自分の思ったことをはっきり発言しますし、それが当たり前なので、一見喧嘩しているように見えて、本人たちにとっては実はちょっとしたただの話し合いだったなんてこともあります。
そんな環境がわたしには居心地よっかたり、悪かったり。
文化によっていろいろですね。
オーストラリアに来て、あっという間に10か月が経ちましたが、未だに驚くことがたくさんあります。
わたしもまだまだ日々勉強です。
のりのり