The story of your hands vol.11 ~フローリストマイスター 齋絢子
The story of your hands vol.11 ~フローリストマイスター齋絢子さん~こんばんは!
いきなりですが、みなさん!自分の手を見てみてください。どんな手をしていますか?
傷だらけだったり、ゴツゴツだったり、やわらかかったりと様々だと思います。人の手にはその人の生き方が現れてきます。今回たかみーが注目したのは、仙台で輝く齋絢子さんの手。そこから齋さんの魅力を探ってきました!
齋絢子さんプロフィール
2002年にドイツに渡りフローリストの修行を始め、2005年にドイツ国家認定フローリストの資格を取得。2007年には、オーストリア国家認定フローリストマイスターの資格を取得しています。ヨーロッパでは、フラワーデザインが盛んで、特にオーストリア・スイス・ドイツが有名です。齋さんが最初にドイツで取得した国家認定フローリスト取得は、3年の就学と実地研修に加え、国家試験の合格が必要になります。さらに、1~2年間、専門理論と技術を学び、マイスター国家試験に合格すると、晴れてフローリストマイスターになることができます。フラワーデザインが盛んなヨーロッパの中でも、レベルが高いと言われているオーストリアで、フローリストマイスターの資格を取得した日本人は、齋さん1人のみ。
齋さんとおしゃべり
齋さんのアトリエには素敵な作品がたくさんありました!どれも綺麗で目を奪われました…!
アトリエにおじゃました時はちょうどレッスン中で、見学させてもらいながらたくさんのお話を聞かせていただきました!その中で特に印象的な部分をご紹介します!
■プロセスが大事
作品を作りあげる上でプロセスは大事。実際完成されたモノを見たときに何となく手順はわかっても、実際に作品を作ってみると自分が考えた以上に問題が多いことに気付く。後から出てくるそういった問題を回避するためにも、物事を順序だてて考えていく忍耐強さが大事。そして常に新しい知識、情報を自分に詰め込んでいくことも。
ドイツではどの花屋さんも夏前からクリスマスの仕入れに入ります。実際に作り始めるのは10月末、11月初めからですが、クリスマスは花屋にとって一年で一番の書き入れ時、制作に入るまでずっと頭の中で創造を張り巡らせているのです。
■メンタルの強さ
国家試験を終え何とか無事に合格し、先生に言われたのは「あなたが一番成長したのはメンタルね」と言われました。
「ドイツは自己主張の国。自分の意見を言わない人は置いてけぼりになる。それに慣れるのには何年もかかったけど、慣れてしまえば人間味にあふれていて刺激的で面白い。」
■人生最後の勉強
生涯持っていられる資格が欲しいとドイツへ行きました。ドイツでは7、8歳で大学へ行くかどうか決めなくてはならないし(その後も選べるけれどどんどん難しくなる)、早く独り立ちさせようとする傾向があります。だから進学を選ばなかった学生(ほぼ15歳ほど)は職人となるために職業訓練学校へ通い、同時にお店等でも働き、実際に起こりうる様々な問題、人間関係などを勉強しながら、専門知識を身に着けていくのです。
お正月飾りに挑戦!
ドイツではクリスマスの飾りを1月6日くらいまでかざるみたいです。
そこで!私、たかみーが齋さんに教えていただきながら、実際にクリスマスもお正月にも使える飾りを作ってみました!
今回使用したのは木の板と毛糸、偽物のコケ、そして学校で拾った松ぼっくりです!
まず、毛糸でタッセルを作り板の下の部分につけます。そのあとに、木の板に松ぼっくりをつけて、その間に偽物のコケを入れて隙間なくつけていきます。最後に、水引ひもで作った飾りを準備します。なんと、これで終わりです!簡単ですね!
この飾りのポイントは松ぼっくりを2個、3個と繰り返しバランスよく配置したことと、松ぼっくりのついた木の板部分とタッセルの長さを黄金比率と言われる5:3にしたことです。
また、明るい赤と補色である緑を使うことで爽やかかつ華やかに仕上げました。
金の水引で作ったお花をつけたすことで、可愛らしさとお正月の雰囲気を出しています!
インタビューを終えて思ったことは、自分はかなり受け身であったということです。
自分から情報を集めなければ何もできないし、新しい発想を見つけられない、これはどんなことにも通用することではないかと思いました。これから自分にできることを考えながら、もっと勉強を頑張っていきたいです。そしてこの飾りはとても簡単にできてとても気に入っているので玄関にかざりたいとおもいます!ぜひ皆さんも作ってみてください!(実は、100均で全部揃っちゃいます…)
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Write、Photo たかみー
いきなりですが、みなさん!自分の手を見てみてください。どんな手をしていますか?
傷だらけだったり、ゴツゴツだったり、やわらかかったりと様々だと思います。人の手にはその人の生き方が現れてきます。今回たかみーが注目したのは、仙台で輝く齋絢子さんの手。そこから齋さんの魅力を探ってきました!
齋絢子さんプロフィール
2002年にドイツに渡りフローリストの修行を始め、2005年にドイツ国家認定フローリストの資格を取得。2007年には、オーストリア国家認定フローリストマイスターの資格を取得しています。ヨーロッパでは、フラワーデザインが盛んで、特にオーストリア・スイス・ドイツが有名です。齋さんが最初にドイツで取得した国家認定フローリスト取得は、3年の就学と実地研修に加え、国家試験の合格が必要になります。さらに、1~2年間、専門理論と技術を学び、マイスター国家試験に合格すると、晴れてフローリストマイスターになることができます。フラワーデザインが盛んなヨーロッパの中でも、レベルが高いと言われているオーストリアで、フローリストマイスターの資格を取得した日本人は、齋さん1人のみ。
齋さんとおしゃべり
齋さんのアトリエには素敵な作品がたくさんありました!どれも綺麗で目を奪われました…!
アトリエにおじゃました時はちょうどレッスン中で、見学させてもらいながらたくさんのお話を聞かせていただきました!その中で特に印象的な部分をご紹介します!
■プロセスが大事
作品を作りあげる上でプロセスは大事。実際完成されたモノを見たときに何となく手順はわかっても、実際に作品を作ってみると自分が考えた以上に問題が多いことに気付く。後から出てくるそういった問題を回避するためにも、物事を順序だてて考えていく忍耐強さが大事。そして常に新しい知識、情報を自分に詰め込んでいくことも。
ドイツではどの花屋さんも夏前からクリスマスの仕入れに入ります。実際に作り始めるのは10月末、11月初めからですが、クリスマスは花屋にとって一年で一番の書き入れ時、制作に入るまでずっと頭の中で創造を張り巡らせているのです。
■メンタルの強さ
国家試験を終え何とか無事に合格し、先生に言われたのは「あなたが一番成長したのはメンタルね」と言われました。
「ドイツは自己主張の国。自分の意見を言わない人は置いてけぼりになる。それに慣れるのには何年もかかったけど、慣れてしまえば人間味にあふれていて刺激的で面白い。」
■人生最後の勉強
生涯持っていられる資格が欲しいとドイツへ行きました。ドイツでは7、8歳で大学へ行くかどうか決めなくてはならないし(その後も選べるけれどどんどん難しくなる)、早く独り立ちさせようとする傾向があります。だから進学を選ばなかった学生(ほぼ15歳ほど)は職人となるために職業訓練学校へ通い、同時にお店等でも働き、実際に起こりうる様々な問題、人間関係などを勉強しながら、専門知識を身に着けていくのです。
お正月飾りに挑戦!
ドイツではクリスマスの飾りを1月6日くらいまでかざるみたいです。
そこで!私、たかみーが齋さんに教えていただきながら、実際にクリスマスもお正月にも使える飾りを作ってみました!
今回使用したのは木の板と毛糸、偽物のコケ、そして学校で拾った松ぼっくりです!
まず、毛糸でタッセルを作り板の下の部分につけます。そのあとに、木の板に松ぼっくりをつけて、その間に偽物のコケを入れて隙間なくつけていきます。最後に、水引ひもで作った飾りを準備します。なんと、これで終わりです!簡単ですね!
この飾りのポイントは松ぼっくりを2個、3個と繰り返しバランスよく配置したことと、松ぼっくりのついた木の板部分とタッセルの長さを黄金比率と言われる5:3にしたことです。
また、明るい赤と補色である緑を使うことで爽やかかつ華やかに仕上げました。
金の水引で作ったお花をつけたすことで、可愛らしさとお正月の雰囲気を出しています!
インタビューを終えて思ったことは、自分はかなり受け身であったということです。
自分から情報を集めなければ何もできないし、新しい発想を見つけられない、これはどんなことにも通用することではないかと思いました。これから自分にできることを考えながら、もっと勉強を頑張っていきたいです。そしてこの飾りはとても簡単にできてとても気に入っているので玄関にかざりたいとおもいます!ぜひ皆さんも作ってみてください!(実は、100均で全部揃っちゃいます…)
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Write、Photo たかみー