片平里菜 「GAMA ROCK FES,2015」 独占インタビュー | COLORweb学生編集部

片平里菜 「GAMA ROCK FES,2015」 独占インタビュー

9月20日に塩竈市みなと公園で開催された野外フェス

GAMA ROCK FES 2015」にて、出演アーティストのシンガーソングライター、片平里菜さんに独占インタビューをさせていただきました。

 

LIVEでは、ブルーハーツのカバーで「青空」や「女の子は泣かない」など、約30分間MCでは、今日はコンタクトをつけ忘れてなにも見えません」と、お茶目な一面も見せてくれ、お客さんと一体となって今回のGAMA ROCKを楽しんでいる姿が印象的でした。

 

~インタビュー~

 

Q.GAMA ROCK FESに出演してみての感想を教えてください

 

Dragon AshATSUSHIさんに誘われて来たので、ATSUSHIさんの勇気と優しさが、すごくにじみ出ているフェスだと感じています。ステージに立ってみて、地元の方が多くて、みんなこのフェスが好きなんだなって思いました

 

Q.こういった座りながら、お客さんがのんびり見れるフェスはあまりないと思うのですが、いかがですか?

 

そうですね、私は弾き語りのライブが多いので、こうやってゆったり見るフェスに出演する機会は多かったと思います。こうやって、芝生の上で天気も良いと寝っころがりたくなりますね

 

Q.片平さんは緊張とかはなさるのですか?

 

私も緊張しますね。でも今日は朝起きて、会場に到着して、もう、流れるように出番だったので緊張はあまりなかったですね

 

Q.片平さんの中で仙台という街に対するイメージを教えてください

 

仙台は都会だなーって思います。友達も東京よりは仙台に進学している人も多かったんです。印象としては、来るたびに都会だな~って思いますね。」

 

Q、仙台に来たとき、よく食べるものとかありますか?

 

牛タンもよく食べますし、駅の立ち食いのお寿司がとても美味しくて。本当に好きでよく行きますね。

 

Q.東日本大震災を通して、自身の中で価値観とか、なにか変わったことはありますか?

 

「すごく変わったと思います。音楽の道を志したのが中学校3年生の頃で、そこから早くデビューしたいとか、音楽でなんとかなりたいと思っていて。でも福島にはデビューのきっかけがなくて、とにかく早く、このなにもない町から東京に出て行ってチャンスを掴みたいという気持ちに溢れていて。震災前はそんな気持ちでいっぱいでした。」

「震災の後からは、なにもない田舎だと思っていた福島の良さが見え始めてきました。家に帰れる人もいれば帰れない人もいて、避難する人もいて。いろんな人がいますけど、みんな本当に地元が好きで、その地元愛がすごくいいなって思っています。音楽がなくても、何かしらの行動は起こしていたかもしれないけど、それも1人だったらどんどん深刻に考えて、思い詰めちゃったりしていたと思うんです。でもこうやって東北ライブハウス大作戦とかいろんなプロジェクトに関わると、そういうのに感化されたり、人と繋がったり、深刻な物事に対してもみんなで真剣に話し合ったり、時にはお酒かわして笑い合ったり、悲しみがきっかけだけど喜びに繋がっていくんだなと感じました。」

 

Q、母校で撮ったPVは自分で希望をだされたんですか?

あれは、福島テレビさんからオファーをいただきました。「Come Back Home」という曲が福島テレビさんの50周年テーマソングになったのです。それがきっかけで、福島のいろいろな面白い場所とかで撮りましょうと実は母校での映像も、文化祭に歌いに行っている場面を撮ったものなんです。

 

Q、やっぱり出身校でPVを撮れたのは嬉しかったですか?

 

嬉しかったですし、まず卒業した翌々年に歌いにいったので、すごく不思議な感覚でしたね。「あのときはああだったよなー」とか、担任の先生と思い出話をしたりして(笑)

 

Q、本気でプロのミュージシャンを目指そうと思ったきっかけがあれば、教えてください

 

中3の、15歳のときに目指し始めました。海外の女性ミュージシャンに芯の強い方が多く、曲にちゃんとメッセージもあって、かっこいい人が多くて。ああいう風になりたいなあって思いました。

 

Q.今後シンガーソングライターとして活躍していく上での目標はありますか?

 

日々いろんなことを感じて、考えて、歌って、学んでということを止めずに、そこからなにかを得て、曲を書いて、それを歌い続けて、ずっと続けていこうかなと思っています。

 

Q.学生に向けてメッセージを、お願いいたします

 

「もう、自分のやりたいようにやるべきだと思います。誰の言うことも聞かないというのではなくて、本当に自分の好きなこととか、やりたいことを続けていく、それしかないと思います。なにが正しくてなにが悪いとか、わからないと思うので。この先、今を生きていくのは私たちなわけですから、考えて、想像して、楽しむことが一番です。

 

片平さん、ありがとうございました!!

 

インタビューを通してわかったことは、片平さんはとても物腰が柔らかく、ゆったりとした話し方をする方だということ。それでも、やはりしっかり自分を持っていて、メッセージ性の強い言葉を持っていて、素直に「かっこいい」と思いました。

また、LIVEのあとは、お客さん達が「片平里菜ちゃん、初めて聞いたけど本当に良かったな!」や、「また来年も来てほしいね!!」と口をそろえて絶賛していました。

 

みなさんも、是非、機会があれば片平里菜さんの生の歌声を聞きにいってみませんか?

 

ライブ情報はこちら!

 

 

片平里菜 3rdワンマンツアー2016〝そんなふうに愛することができる?〟

 

過去最大キャパでのワンマンライブツアー決定!

 

2/14(仙台Rensa

open 17:00 / start 18:00

()キョードー東北/022-217-7788

 

 

 

最後にCOLORwebからお知らせです。

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