芸術の秋をお届け!『特別展 ガウディ×井上雄彦 』
みなさんこんにちは!もうすっかり肌寒くなってきました・・・。夏が終わったと思ったら、あっという間に冬がやってきますよね。本格的に寒くなる前に、外に出ていろんなことを楽しんでおきたいものです。
今回は、まだまだ今年の秋を楽しめていない、そんなあなたのために「芸術の秋」をお届けしたいと思います。
今回取り上げるのは、『特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉』です。全国5か所で開催され、今年の夏、仙台で千秋楽を迎えました。私かっちょとたかみーの2人がこちらの特別展に行ってきたので、その内容をお見せしたいと思います!

◎ガウディって・・・?
アントニ・ガウディ(1852-1926)スペイン、カタルーニャ出身の建築家。サグラダ・ファミリア・グエル公園・ミラ邸(カサミラ)をはじめとしたその作品は、アントニ・ガウディの作品群として1984年ユネスコの世界遺産に登録されている。
◎井上雄彦って・・・?
井上雄彦(1968-) 本名・成合雄彦鹿児島県出身の日本の漫画家。代表作『SLAM DUNK』『バガボンド』など。特に『SLAM DUNK』は完全版含め1億部以上を発行。
この珍しい展覧会は、「2013-2014日本スペイン交流400周年」の記念事業として企画されたものだそうです。一見なんの接点もないような異色のコラボですよね。
展覧会ではガウディと井上雄彦の作品が、「ガウディの生涯」に沿って3つの期間に分けて展示されていました。各時期の建物のスケッチや写真、立体的な模型、実際に座ることができる家具なども展示され、二人の人生の物語が繰り広げられていました。
井上氏の描くガウディの幼少時代からの生い立ちや、大学時代のガウディの設計図などさまざま展示されていました。
近くて見るほど繊細なタッチで描かれているのが分かり、ガウディの感性がこもっているのだろうと感じました。
↑こちらの逆さ吊り模型を、フニクラといいます。天井に設置された鎖でできた網に、重りを複数個つけた「逆さ吊り実験」。
これによってできる弛みを、反転させて見たものこそが、垂直荷重に強い構造であるとガウディ氏は主張したのです。天井から釣り下がった模型が、下に敷いてある鏡に映し出され、それを覗くと、実際の創造形態を確認することができるのです。現存するガウディの建築の多くにはこの方法が活用されているのだそうです。あの有名なサグラダ・ファミリアもこの手法が用いられたそうです。

↑こちらはガウディ作品のイス。角がなく丸みを帯びたやわらかい印象です。それぞれのイスに実際に座ってみると、手置きは広く、緩やかな曲線が人間の骨格に馴染むようで、とても座り心地がよかったです。こういったところでも、ガウディの繊細さが感じられました。

↑こちらは井上氏によるガウディの肖像画9枚組。モノクロながらも、ひとつひとつ表情が異なるところに迫力があり、観る者を圧倒する作品でした。肖像画の横には実際に井上氏が来た際に、えんぴつで書かれたイラストのようなものもありました。
その他会場内は、バルセロナのメインストリートを再現した緑のタイル柄の床になっていたり、ガウディが好んだ破砕タイルをモチーフに井上氏が描いた作品がプロジェクションマッピングによって動くのを楽しむことが出来たりと、魅力たっぷりでした。
すべての展示をお見せすることが出来ませんでしたが、少しでも皆さんに芸術の秋をお届けすることができたでしょうか…?建築家も漫画家も芸術家であるとも言えるほど、芸術を感じさせる作品ばかりでした。芸術に触れる秋、まだまだみなさんも楽しんでみてくださいね♪
最後にCOLORweb学生編集部からお知らせです。ただ今、新たなCOLORメンバーを募集しています!(特に大学1・2年生)写真や音楽、オシャレが好きな人、気になるお店に行って取材をしてみたい人、雑誌の編集やデザインしてみたい人など誰でも大歓迎です!一緒にCOLORwebを作り上げて行きませんか?このブログやTwitterでぜひ私たちがどんな活動をしているのか、チェックしてみてください。そして、少しでも気になった方は、毎週行われているミーティングにぜひ足を運んでみませんか?見学してみたいという方は、ブログのコメントやTwitterのメッセージ等で気軽に声をかけていただけると嬉しいです!
こちらのURLから応募ができます↓http://pages.machico.mu/enquete/color_recruit.html新たなメンバー心よりお待ちしております!
Writer:かっちょ
Photo:たかみー
今回は、まだまだ今年の秋を楽しめていない、そんなあなたのために「芸術の秋」をお届けしたいと思います。
今回取り上げるのは、『特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉』です。全国5か所で開催され、今年の夏、仙台で千秋楽を迎えました。私かっちょとたかみーの2人がこちらの特別展に行ってきたので、その内容をお見せしたいと思います!

◎ガウディって・・・?
アントニ・ガウディ(1852-1926)スペイン、カタルーニャ出身の建築家。サグラダ・ファミリア・グエル公園・ミラ邸(カサミラ)をはじめとしたその作品は、アントニ・ガウディの作品群として1984年ユネスコの世界遺産に登録されている。
◎井上雄彦って・・・?
井上雄彦(1968-) 本名・成合雄彦鹿児島県出身の日本の漫画家。代表作『SLAM DUNK』『バガボンド』など。特に『SLAM DUNK』は完全版含め1億部以上を発行。
この珍しい展覧会は、「2013-2014日本スペイン交流400周年」の記念事業として企画されたものだそうです。一見なんの接点もないような異色のコラボですよね。
展覧会ではガウディと井上雄彦の作品が、「ガウディの生涯」に沿って3つの期間に分けて展示されていました。各時期の建物のスケッチや写真、立体的な模型、実際に座ることができる家具なども展示され、二人の人生の物語が繰り広げられていました。
井上氏の描くガウディの幼少時代からの生い立ちや、大学時代のガウディの設計図などさまざま展示されていました。
近くて見るほど繊細なタッチで描かれているのが分かり、ガウディの感性がこもっているのだろうと感じました。
↑こちらの逆さ吊り模型を、フニクラといいます。天井に設置された鎖でできた網に、重りを複数個つけた「逆さ吊り実験」。
これによってできる弛みを、反転させて見たものこそが、垂直荷重に強い構造であるとガウディ氏は主張したのです。天井から釣り下がった模型が、下に敷いてある鏡に映し出され、それを覗くと、実際の創造形態を確認することができるのです。現存するガウディの建築の多くにはこの方法が活用されているのだそうです。あの有名なサグラダ・ファミリアもこの手法が用いられたそうです。

↑こちらはガウディ作品のイス。角がなく丸みを帯びたやわらかい印象です。それぞれのイスに実際に座ってみると、手置きは広く、緩やかな曲線が人間の骨格に馴染むようで、とても座り心地がよかったです。こういったところでも、ガウディの繊細さが感じられました。

↑こちらは井上氏によるガウディの肖像画9枚組。モノクロながらも、ひとつひとつ表情が異なるところに迫力があり、観る者を圧倒する作品でした。肖像画の横には実際に井上氏が来た際に、えんぴつで書かれたイラストのようなものもありました。
その他会場内は、バルセロナのメインストリートを再現した緑のタイル柄の床になっていたり、ガウディが好んだ破砕タイルをモチーフに井上氏が描いた作品がプロジェクションマッピングによって動くのを楽しむことが出来たりと、魅力たっぷりでした。
すべての展示をお見せすることが出来ませんでしたが、少しでも皆さんに芸術の秋をお届けすることができたでしょうか…?建築家も漫画家も芸術家であるとも言えるほど、芸術を感じさせる作品ばかりでした。芸術に触れる秋、まだまだみなさんも楽しんでみてくださいね♪
最後にCOLORweb学生編集部からお知らせです。ただ今、新たなCOLORメンバーを募集しています!(特に大学1・2年生)写真や音楽、オシャレが好きな人、気になるお店に行って取材をしてみたい人、雑誌の編集やデザインしてみたい人など誰でも大歓迎です!一緒にCOLORwebを作り上げて行きませんか?このブログやTwitterでぜひ私たちがどんな活動をしているのか、チェックしてみてください。そして、少しでも気になった方は、毎週行われているミーティングにぜひ足を運んでみませんか?見学してみたいという方は、ブログのコメントやTwitterのメッセージ等で気軽に声をかけていただけると嬉しいです!
こちらのURLから応募ができます↓http://pages.machico.mu/enquete/color_recruit.html新たなメンバー心よりお待ちしております!
Writer:かっちょ
Photo:たかみー