草食系男子が肉食系男子に「男の熱い魂」を学ぶ!!@ARABAKI | COLORweb学生編集部

草食系男子が肉食系男子に「男の熱い魂」を学ぶ!!@ARABAKI


草食系男子が肉食系男子に「男の熱い魂」を学ぶ!!@ARABAKI 

ARABAKI ROCK FEST.15 一日目4/25 HANAGASA Lounge特設リングにてみちのくプロレスの試合が行われました。つね、いっくんの二人で初のプロレス観戦をしてきました。初観戦を前に少し緊張する私たち…笑


初!!プロレス生観戦!!
自分が想像していたより近い所からの試合観戦です。リングから私たちの位置まで約5m、選手の表情もばっちり見えます。ゴングの音で試合開始。序盤からダイナミックな技の応酬で、会場は大盛り上り。TVや映像で見るプロレスとは違い、生の試合は想像以上の迫力です。選手の身体能力の高さにも驚き!  






選手と観客とのコールアンドレスポンス、マイクパフォーマンスもあり、終始笑いが絶えない試合でした!




強靭な肉体と熱いハートを持つ男たちと対面!!
試合終了後、みちのくプロレスに所属する、のはしたろう選手、気仙沼二郎選手にお話を伺いました。(詳しいプロフィール情報はこちらからhttp://www.michipro.jp/profile/index.html)
(のはしたろう選手:の、気仙沼二郎選手:気)

Q今日のアラバキはどうでしたか?
の「毎年ノリがよくて、不思議な空間といいますか、、、」
気「ここでしかみちのくプロレスを見ない人も結構いて、いつものプロレス会場では味わえないノリとか雰囲気がありますね。」
の「お前ら以上に盛り上がるぞっていう気迫のお客さんがいるなかで、じゃあそれ以上のパフォーマンスやってやんぞ!という感じで、観客と一つになれる楽しいイベントだと思います。」
気「ARABAKIには、初回の夢メッセの時から何度も出ていますね。」


Q音楽フェスでの試合ということで、試合前に聞く曲はありますか?
の「私はあまり聞かないです。試合に向けて集中したいので、どっちかというと無音タイプですね。」
気「試合前に聞くことはあんまりないですね。でも普段はロック大好きなんですよ!」


Q普段はどういった曲を聞くのですか?
気「ヘビメタ!!自分は演歌を歌ってるのに、見たいなと思うアーティストさんもいたんですけど…笑 小さなライブハウスにもよく行ったりしますよ!」

 



Qプロレスラーのような肉体を作るには何を食べればいいですか?
の「専門的なことを言っちゃうと、タンパク質・ミネラル・ビタミンを多く取るのがいいんですけど、何より私は美味しいものを美味しいと思ってたくさん食べることですね!気持ちが体をつくるんです。奥さんがいるんですけど、嫁のメシを美味しく食べれば大丈夫です!笑」
気「私は離婚してるので…笑 プロスポーツの選手はみんな一緒だと思いますよ。高タンパク、高カロリーが必要な選手もいますけど、私はなるべくカロリーを控えめにしています。若い選手はどんどんカロリーを摂取してもいいと思いますけど、私は今年で43歳なので、43歳のレスラーなりの食事をしています。」


Q好きなスイーツはありますか?
の「甘いものは全般好きですね、フルーツパフェとかも好きです。笑 アイスもクリームもチョコも入ってるし、フルーツも食べられるので、スイーツの王様だと思いますね。笑」
気「パフェはやっぱパーフェクトだな!笑 私は南部せんべいが好きですよ。」


Q今までで痛かった経験は?
気「技は今日も痛かったね、、、」
の「プロレスは自分がやりたいことだったので、痛みとか辛さは我慢できているのかなと思います。」気「技はどれも痛いんですよ、でも興奮して感情が高まってるからやれてるようなもんですね。」


Q泣いたりすることもあるのですか?
気「初めてチャンピオンになった時に泣きました。デビューしてから18年間くらいベルトを獲ったことが無かったので、その時泣きましたね。」
の「同じ時期にデビューした仲間が、引退していく時が悲しいですね…次のことやろうとか、体が限界とか…その人が次の人生を歩み始めることは嬉しいですが、もうその相手と戦えなくなるのは悲しいですね。」


Q弱点はありますか?
気「本当のこと言うと、私血糖値が高いんです。笑 主食の麺・パン・ご飯全部ダメなんですよ…笑」
の「嫁には逆らえないですね。笑 家庭が大事なので。」 





Q誰のためにリングの上で戦っていますか?
気「お客さんですね。お客さんが楽しんでくれればそれでいいかな!それから仲間のレスラーが亡くなってしまったので、そいつの為ってところもありますかね。みんなにみっともないって言われたら辞めますけど、言われない限りはリングに上がり続けたいと思っています。」
の「極論を言ってしまえば自分の為なんですけど、プロレスが好きでこの世界に飛び込んで、辛かったし大変だったんですけど、それでもプロレスが大好きなんです。やっている中で気持ちを分かち合える人、お客さんや家族だったり、これを通してハッピーになってくれる人が増えてくれたらいいなと思います。自分が楽しんでやっている、絶対に人も楽しんでくれると思うので。」
気「楽しい瞬間俺も分かるよ。自分がなにかをやって、お客さんが歓声をあげる時が嬉しいです。」
の「でもあれは、レスラーじゃないとあの興奮は分からないですね。だから僕らは辞められないんです!」
の「お客さんがいなければ、戦う理由がプロレスラーにないんですよ。お金を頂いているので、それだけ価値のあるものを見せようとしているんです。でも私たちの方がそれ以上の感動をなぜか味わえるんですよ!お金は大事なんですけど、大切なのはお金じゃなくなる不思議な感覚になります。だからずっと続けていられるんです!」



Q東北の学生にメッセージをお願いします!
気「うちの息子も高校生なので、将来好きなことをやれるように、高校生・大学生は勉強を一生懸命やって、一生懸命勉強するとやりたいことが見えてくると思うので、夢に向かって頑張ってください!やりたいことやらないとね、自分の人生一度きりだから!」
の「私たちは子供の頃からの夢を叶えている、ごく限られた人なのね。すごく運がいいと思うんです、みんながなりたい職業に就いてるわけじゃないし、やりたいことをやれるわけじゃないんですけど、それでも初めからあきらめて動き出さないと何も始まらないので、いろいろ経験することが大事だと思います。」



のはしたろう選手、気仙沼二郎選手とも気さくな方で、インタビュー終了後、なんとプロレスの技をかけてもらいました!このような経験は滅多にできないので、とても嬉しかったです。(痛かったです…笑)



  





インタビューを終えて…
観戦前は少し怖いイメージを持っていましたが、初めて生で試合観戦をし、プロレスに対する気持ちが180度変わりました。
目の前で繰り広げられるダイナミックな技の数々。選手と会場が一つになるような温かい雰囲気。これは実際に足を運ばなければ味わえない、プロレスの醍醐味だと思います!
みちのくプロレスは東北を中心に活動しているので、是非実際に足を運び、生のプロレスを見てみてください!



 


Write:いっくん、つね
Photo:いっくん、つね