ARABAKI ROCK FEST.14 Part3 | COLORweb学生編集部

ARABAKI ROCK FEST.14 Part3


 

あなたにとってロックとは?
息抜き、生活の一部という回答のほかに

人生そのもの!
なんて声も。


三週間にわたりお送りしてきた荒吐記事も今回で最終回。

荒吐の魅力を少し視点を変えてお伝えしていきます。



■音楽だけじゃない!

陸奥、鰰(はたはた)、津軽、荒吐、花笠、磐越。
それぞれのステージにはコンセプトがあり、会場の雰囲気がそれぞれ違います。
これら6つのステージを行き来しているとこんな目を引くものが。



3メートルはあるであろうこの装飾、毎年変わるんです。

昼食を食べながら、移動しながら、探してみるのもいいかもしれません。


さらに歩き続けると、磐越ステージ付近でペンキを使ってできる寄せ書きスペースを発見。
顔を見合わせることなく迷わず筆を手に持ち、落書きをはじめた私たち。
周りにいた子供たちと一緒に思い思いの言葉を綴りました。

 

 

その他にもワークショップエリアがずらり。
キャンドル作り、CMソングをつくる楽曲講座、朗読と音楽で即興物語を届けるもの、
焚火のアウトドアクッキング講座など。

全部体験したい!と思っても時間が足りない……
そんな私は来年も荒吐参加をする決意するのでした。




■日本一エコなフェス!

世界は、決意でできている。
メッセージが印象的な資源米を原料としたオリジナルごみ袋を配り、
思い出だけでなくごみも一緒に持ち帰ろう!
と呼びかけ、ごみゼロステーション活動をしている方がいます。

それがNPO法人「iPledge」の元で活動する学生ボランティア。
代表のりかすさんにお話を伺いました。

 

「オリジナルごみ袋の配布、ecoアクションキャンペーンブース運営などの活動のほかに
”フェス飯”をもっとおいしく、もっとエコに食べてもらう為に
マイ食器を持参するように呼びかけています。
洗って繰り返し使える食器レンタルを行ったところ150人程の方に利用していただきました。

 

スタッフ間でもマイ食器を持参する人、去年より増えているんですよ。
お店側のご厚意で、大盛りにしてもらえた!なんて話もちらほらあるんです!」

と嬉しそうに語るりかすさん。

皆さんも、これを機にマイ食器習慣身につけませんか?



■東北の未来を考える

ワークショップエリアのすぐ側で「東日本大震災復興支援団体」の文字が。
今回はTeam.Kさんにお話を伺いました。

物資の販売、寄付はもちろん、お米や缶バッチやステッカーを販売し
売り上げ金を仮設住宅などに寄付する活動をされています。

活動拠点は千葉県。
にも関わらず、約20回以上の支援活動を東北の被災地で行っています。
映画上映、漁業支援、仮設住宅の交流会、お祭りの開催支援などその活動は多岐に渡ります。

必要とされれば何でもやる。

それがこの団体最大の強みかもしれないと代表の石原さんは語ります。




東北の方だけでなく、関東圏の方にも
もう一度、震災について考える機会になってもらえればいいですね。

 





荒吐の魅力、伝わったでしょうか。
一日中、大自然に囲まれながら音楽だけでなく様々な催し物が楽しめる時間は
何にも代えがたい本当に贅沢な時間!至福のひと時!



皆が楽しんでいる様子を見ているだけで笑顔になれる、楽しめる。
そんな荒吐に行ってみませんか?

 

記念すべき開催15年目となる来年のアラバキでお会いしましょう!





 


Writer:ちーやん
Photo:あすみん、かとち