買ってみた vol.4
こんにちは、COLORweb編集部のかなみです。
秋も本番に差し掛かり、去年着ていた秋服をあれやこれやと掘り出したりして、ファッションをより一層楽しめる季節になってきました。
さて、今回私が初めて担当する「買ってみた」。今回は私が夏休み中に旅行として訪れた、神奈川県は鎌倉で購入した自分へのお土産、「和ろうそく」について紹介していきます。

鎌倉駅を出てすぐに見える大きな鳥居。そこからまっすぐと続く賑やかな「小町通り」。たくさんの専門店が並んでいます。その小町通りをまっすぐ進むとあるのが、「鬼頭天薫堂」。ここは、お香やお線香、香炉などを扱っている「香りの専門店」です。
そこで購入したのは、お香やお線香ではなく、和ろうそく。色は和ろうそくの原材料、みつろう(ミツバチの巣を構成する蝋を精製したもの)そのものの色である黄みがかった白と、その場の雰囲気をきちっと締めてくれるかのような赤の2種類あります。小町通りを散策する前に訪れた、浄妙寺の茶寮の畳の上に敷かれた絨毯のハッキリとした赤色を思い出し、思わず赤の和ろうそくを購入しました。
普段は寝る前にアロマキャンドルを焚くので、洋ろうそくと何が違うのか気になりました。火を点けてみると、洋ろうそくよりも炎が大きく、風が吹いてなくとも、ちらちらと揺れ、ふと静止する灯火がとても神秘的で、見ているだけでリラックスします。また、ろうそくの原材料は自然のものしかないため、環境にも優しいものです。炎を消したときは、洋ろうそくと違って煙の臭いがきつくなかったのが印象的でした。
いつも旅行に行くと、その地のお菓子や実用的なものばかりを選んで買ってしまう私ですが、たまにはこういった、日常に華を添えるようなものを買うのも素敵だなあと思いました。ぜひ、これから旅へ行く際は、いつもと違った視点でお土産を吟味してみては、いかがでしょうか?

