●禁色の色から重ねの色へ

 

長野市民新聞に

月1で掲載させて頂いている

カラーコーディネートの記事のお話。

 

1月3日掲載分

こちらに書くのが大変

遅くなりましたアセアセ

 

 

 

毎年お正月にご依頼をいただき

よりお正月を、日本を意識した

色をテーマに

あれこれと考えます。

 

 

 

今年のテーマは

平安の色

 

その昔から

日本人は色に対して

とても繊細な感性を持ちあわせたようで

 

まずは中国や朝鮮に習って

色で序列を決めていました。

 

それが位色の色。

 

その臣下の最高位の色が

紫色

 

未だに紫色を見ると

高貴に感じてしまうのは

そのためです。

 

 

そして自分より高位の色は

使用が許されておらず

その地位の人が

使用できる色が決まっていました。

 

それが

禁色(きんじき)の色

 

禁色の色の代表は

現在でも受け継がれています。

 

まず天皇陛下の礼服の色である

黄櫨染(こうろぜん)

 

濃い黄褐色になります。

 


 

 

その次は皇太子の

黄丹色(おうにいろ)

 

黄丹色は

黄色に少し赤が混じった

濃いめのオレンジ色。

 

 

 

 

そして日本最古の

配色マニュアルとも言える

 

重ねの色目

 

一枚合わせ仕立ての衣の表と裏の

色の組み合わせのことを言います。

 

色名もその季節を表す草木にちなみ

付けられた物が大部分。

 

色を見て、名前を思い出すだけで

その季節がわかります。

 

四季があり、豊かな日本ならではの

優雅な楽しみでもあります。

 

 

その中の一例をご紹介します。

 

 

 

春の紅梅、紅色などの色名は

比較的今でも使われることが

多いのですが

 

秋の、秘色(ひそく)

 中国の青磁の文様の青い色から

 取った色名。

 

冬の、鳥の子(とりのこ)

 鶏卵の殻のような色

 

などなど、ここには載せませんでしたが

楽しい色名が沢山です。

 

そして衣と衣の重ね合わせから

透けて見える色も

また美し!です。

 

色に感動出来ると

心が潤いますよね。

 

いつまでも

この配色マニュアルが残っていくと

良いですね。

 

 

1月17日には

配色イメージシリーズで

「クラッシック」を取り上げています。

 

次回はそちらを

ご紹介させていただきます。

 

 

 

    

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