同じモノを作ろうとしても、パタンナー、素材、縫製などで全く違うものになる。
切り替える位置で、止める高さで、布の流れを堰き止めて、または流れに任せて
過剰になりすぎず、かといって、つまらないものにならないように。
没頭してこの服のことしか見ないことは本当に楽しくあっという間に時間は過ぎる。
クライアントや先輩デザイナーにトワルを見ていただき、手直しをもらうわけですが
自分の目ではうっかり取りこぼしてしまうような魅力も
あ、そこを強調したかったのか!ではこちらを加減して、あちらを引き立てますね、なんてやりとりをして
余すことなく拾ってカタチにしていくと、また発見もある。
洋服を作ることを生業として早12年。
自分なりに想い考える美しい姿はあるものの
こうしてファッションウィークでコレクションや展示会で他の作り手の身を焦がしたであろうその服たちを見つめると、私はどうなのさ?と振り返る。
千葉の高校を卒業後エスモード東京校に入り、途中休学し川島テキスタイルにて染織を学ぶ。
エスモードに復学後、最優秀スティリスト賞を獲って卒業。
大手セレクトショップに企画職として就職し、以降企画職。一度も販売経験がなく現在に至るので少しはお店にいたかったな、と今となっては思うのあります。
直近でサラリーマンしていたブランドは45rpm。この時は昨年度対比140%ペースでニットを作ってたので受け入れ体制がなく私も工場さんも大変でした。生産管理がしっかりしていることは大事と感じます。
現在フリーランスのニットデザイナーをしている関係で東コレにも顔を出す程度です。
自分今はどうなのさ?と思うと、着物のモノづくりしたいな、という現在地であります。
機会をいただけたので、着物ブランドやります
もちろんマイサイズで作る体制でね!
ふふふ、楽しみー!
工場さんやメーカーさんの迷惑にならないように精進します!
少ロットの仕事なのにしてもらってありがたいわぁ。だって大きな仕事の合間にしてくれてるのに時間割いてくれて、ホントに感謝しかありません。
なので工場さんが他の仕事にキャパを割いてる時は私みたいに小さな仕事は後回しになります。
無理矢理してもらうこともできなくはないけど、隙間でやってもらえるだけで、ホントに十分ありがたいことです。
洋服みたいに持ちつ持たれつではなく、着物はおんぶにだっこしてもらって、ホントに感謝しかありません!
させてもらえて、ありがとうございます!